プレゼン中「頭が真っ白に…」とならないための練習方法
- 2016/3/30
- ビジネス
「プレゼンで上手く話せない」「人前に立つと頭が真っ白になって話せなくなってしまう」といった悩みを抱えている人はいませんか?
また、なかなかスムーズに話すことができないため、自分はプレゼンが下手だと思っている人はいないでしょうか?
そんな方に是非とも知って頂きたいことがあります。
実はあることさえすれば、誰でも必ずスムーズに話すことができるのです。
スムーズに話すために必要なこととは?
では、どのようにすればスムーズに話すことができるのか。
それは、とにかく練習すること。
なんだそれだけかとがっかりする方もいるかもしれませんが、多くの人がプレゼンテーションにおける練習の大切さを理解していません。
私が主催している勉強会でも、「何回プレゼンテーションの練習をしましたか?」と聞くと、1〜2回という回答が非常に多い。
私は、そのような人たちにいつも30回は声に出して練習をして下さいと言っています。
どうして30回の練習が必要なのか?
最初の10回の練習で、これまで作ってきたプレゼンテーション資料やその原稿の中の説明しづらいと思うところが見えてくるので、その都度修正しながら、練習します。
だいたい10回も練習すれば、資料や原稿の違和感があるところは無くなりますので、次の10回で、原稿を頭に叩き込みます。
20回も練習すれば十分という人がいますが、これではまだ原稿が頭に入っただけです。
突発的なアクシデントが起きると、頭が真っ白になってしまい、対応できません。
そこで、あと10回練習するのです。
すると、完全に資料や原稿が頭の中に入り、聞き手の表情などを見ながら、話す内容を変えたりと、アドリブを利かすことができるようになります。
できたら、30回練習して、このレベルまでもっていきたいものです。
話しながら別のことを考えられているか?
プレゼンの練習が足りていない人は、プレゼン中に何を考えているでしょうか。
きっと、「次は何を話すんだっけ?」「次のスライドはどんな内容だったっけ?」など、次に話す内容のことばかり考えているはずです。
プレゼンで大事なことは、”話す”ことではありません。
“伝える”ことです。
本来プレゼン中は、聴き手がしっかりと理解できているかということを考え、もし理解できていないようであれば、別の説明の仕方をしたりするべきなのです。
しかし、プレゼンの練習が足りていなければ絶対にプレゼン中にそのようなことを考えることはできません。
やろうと思えばどこでだって練習できる
私は大事なプレゼンの前の日は、トイレやお風呂などで何度も何度も繰り返しプレゼンの内容を呟いています。
また、通勤の電車の中では、頭の中でプレゼンの内容を呟きます。
このように、プレゼンの練習はやろうと思えばいつでもどこでもやれるはずです。
もし30回はできなくても、プレゼンテーションの練習はやればやるほど効果が出るので、プレゼンテーション本番前に少しでも時間を見つけて練習するようにしましょう。
そうすれば必ず誰だって上手く話せるはずです。
自分はプレゼンが下手だと思っている人の多くは、ただ練習が足りていないだけなのですから。