【総集編】わかりやすいプレゼンをするために必要なことまとめ
- 2016/12/28
- ビジネス
おはようございます。
日下です。
久しぶりの投稿です。
今日もプレゼンの極意をご紹介したいと思います。
今日ご紹介するのは、より一層聴き手に伝わり易いプレゼンをするための極意です。
みなさんは、プレゼンで、自信がある内容だったのに聴き手の評価が今ひとつだったという経験はありませんか?
それはもしかしたら聴き手に伝えたい内容がしっかりと伝わらなかったせいかもしれません。
せっかく価値ある情報をプレゼンしても、相手に伝わらなければ意味がありませんよね。
それでは、相手に伝わるためのプレゼンをするためには何が必要なのでしょうか。
それは、相手の立場で話をすることです。
人は経験していないことは理解しにくい
前回、人の脳はイメージで記憶をするから、プレゼンではイメージを伝えることが大事ですとご説明しましたが、ある生物学者が「イメージ」についてこんなことを言っています。
「我々は環境世界についての経験を、心的イメージとして蓄積しており、心的イメージは他の心的イメージと連合されたり比較され、こうして全く新しいイメージが合成されるのだ。」(出処:Wikipedia)
つまり、イメージは経験に基づいて構築されるものだということ。
これをプレゼンで考えると、どんなに自分がわかり易いと思っていても、それが聴き手が経験値からイメージできることでないと伝わらないということです。
例えば、高校生に対してプレゼンをする時に、「会社で上司が・・・」などと言っても、高校生たちはまったくピンとこないわけです。
なので、プレゼンをする相手のことは事前に必ず調査しておくべきなのです。
少なくても、学生なのか社会人なのか、年齢はどれくらいなのか、男女はどちらが多いのか、などの情報は必ず事前に入手しておきましょう。
相手の立場で話をするためには
ただ、どれだけ聴き手のことを調査しても、どうしても相手の立場と自分の立場ではギャップが生じてしまいます。
そこで次からは、そのギャップを埋めるための方法をいくつかご紹介したいと思います。
数字を置き換える
例えば、「2億円の市場規模」と言う時、会社の経営者を相手にプレゼンをする場合は、このままでいいのですが、一般の人にプレゼンをする場合は、これでは、ピンとこないものです。
そこで、この「2億円の市場規模」を相手に伝わり易い数字に置き換えるのです。
例えば、「2億円とは、約車100台分です。学校の3クラス分の家庭が車を買うと、ちょうど2億円の市場規模となります。」とか。
具体例を示す
これはAppleのCMが非常に参考になります。
AppleのCMでは、常に実際その製品を使っているシーンを見せています。
人は具体例を示されないと、本当に理解することはできないのです。
例え話をする
これは、数字を置き換えると同じことですが、特に少し難しい話をする時は、相手がイメージし易いように、例え話を使って説明すると伝わりやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
今日は、相手に伝わり易いプレゼンにするための方法をいくつかご紹介しました。
是非、活用してみてください。
まとめ
- 人は経験していないことをイメージしにくい
- 数字の置き換え、具体例、例え話などを使って説明すると聴き手が理解しやすくなる