プレゼンテーションでどんなに時間をかけてでも必ずやるべきこと
- 2016/6/21
- ビジネス
おはようございます。
今日は、プレゼンテーションにおける、絵や写真の重要性についてご説明したいと思います。
プレゼンテーションの本を開けば、真っ先にプレゼンテーションでは絵や写真などを使ってビジュアルで示すことが重要ですと書かれています。
それなのに、会社で周りの人のプレゼンテーションを見ていると、ビジュアルで示してない人が非常に多い。
なぜでしょうか?
きっとビジュアルで示すことの重要性をしっかりと理解できていないからだと思います。
ただ、プレゼンテーションにおいて、ビジュアルで示すということは、どんなに時間をかけてでもやるべき、とても大事なことなのです。
では、どうしてビジュアルがそんなにも大事なのでしょうか?
実は、それは、人間の脳のあるすごい力に由来した理由があるのです。
人の脳はイメージを作り上げる
みなさんは、人の脳が勝手にイメージを作り上げるということをご存知でしょうか?
人間の視界は110度程度ですが、実際に私たちは200度まで見えているように感じています。
実はそれは人間の脳が作り上げた虚像を実際に見えていると勘違いしているだけなのです。
また、暗算が得意な人は頭の中にそろばんが浮かぶといいます。
絶対音感を持つ人は譜面が頭に浮かぶといいます。
これらは、実は人間の脳が当たり前のように持っている力なのです。
人はイメージで記憶している
また、昔懐かしい音楽を聴いた時、昔懐かしい香りを嗅いだ時、ふと昔の光景が頭に浮かぶことがあると思います。
決して文字や文章が頭に浮かぶことはありません。
これは、人間の脳がイメージとともに物事を記憶しているからなのです。
人によって持つイメージは違う
しかし、当然人によって持つイメージは違うものです。
例えば、「マクドナルド」という言葉から連想するイメージは人によって様々なはずです。
人によっては、ロゴを思い浮かべるかもしれません。
ハンバーガーを思い浮かべる人もいるでしょう。
中には、お店の雰囲気を思い出す人もいるかもしれません。
また、当然マスコットキャラクターをイメージする人もいるはずです。
国によっては、また違うマスコットキャラクターをイメージする人もいます。
いかがでしょうか。
一言で「マクドナルド」と言っても人によって連想するイメージは様々です。
したがって、プレゼンテーションで、言葉や文章だけで伝えると、的確に伝えたいことを伝えることができない可能性があるのです。
だからビジュアルで伝える必要があるのです。
プレゼンテーションで伝えたいことをビジュアルで示せば、聴き手に伝えたいイメージのまま理解してもらえます。
プレゼンテーションは伝えることが目的です。
是非みなさんも文字で伝えるのではなく、可能な限り絵や写真を用いて伝えて下さい。
まとめ
- 人間の脳はイメージで記憶する
- 人間の脳が描くイメージは人によって異なる
- 的確に伝えたいことを伝えるために文字ではなくイメージで伝えることが大切