明日から使える!マインドマップおすすめの書き方
- 2016/10/24
- ビジネス
今日は私が日頃から使っている「マインドマップ」についてご紹介したいと思います。
みなさんは「マインドマップ」をご存知でしょうか?
実はマインドマップ、できるビジネスマンは結構な確率で使っています。
私もマインドマップの素晴らしさに気づいてからは、とにかくなんでもマインドマップで書いています。
以前、「ToDoマッピング」や「ブレインダンプ」をご紹介しましたが、それらだけでなく、会議の議事録や、海外出張時の持ち物リストまで、全てマインドマップで書いています。
それだけ、マインドマップは素晴らしいものなのです。
そこで、今日はそんなマインドマップをすぐに使えるように、マインドマップの書き方をご紹介したいと思います。
マインドマップとは?
マインドマップは、トニー・ブザンという方が提唱した方法で、簡単に言うと情報整理をするための手法です。
トニー・ブザン氏の著書「ザ・マインドマップ」は日本でもベストセラーになりました。
マインドマップのメリットとは?
トニー・ブザン氏によると、人間の脳は情報を記憶する時、すでに知っている情報と関連づける形で記憶するそうです。
そして、その情報どうしのつながりがどんどん広がるようにして、モノゴトを理解していくといいます。
その脳の中の「情報どうしのつながり」をそのまま書き現わす方法がマインドマップなのです。
脳の情報整理の形をそのまま表す手法だけに、脳にストレスをかかることがありません。
そのため、理解力、発想力、記憶力、問題解決力、などといった脳の持つ力を最大限に引き出すことができるのです。
様々な企業で採用されている
マインドマップの効果は、様々な国や企業で認められ、採用されています。
例えば、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏や、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏がマインドマップを使っていることは有名な話です。
さらに、BMWやGM、ナイキ、ディズニー、IBMなどといった世界的な一流企業でも使われています。
マインドマップを書いてみよう
それでは、さっそくマインドマップを書いてみましょう。
まず真ん中に「テーマ」を書きます。
今回は浦和レッズを例にして(←なぜ? 笑)、マインドマップを使って書いてみたいと思います。
次に、「テーマ」の周りに「小テーマ」となるものを書いていきます。
例えば、浦和レッズの「愛称」と書いてみます。
「小テーマ」に情報をどんどん追加していきましょう。
例えば、浦和レッズの場合は、「赤い悪魔」とか「赤き血のイレブン」などと呼ばれたりしています。
このように、枝葉をどんどん生やすように情報を書き足していくのです。
例えば、「レッズと言えば、ドイツ人プレーヤーが多かったよね。」とか、「やっぱりミスターレッズ、福田正博のことも書かなきゃだよね。」とか、とにかく思いついたことを書き足していきます。(ちょっと情報が古いかもしれませんが・・・笑)
いかがでしょうか?
浦和レッズについて、一目でどんなチームなのかわかるように整理できたと思います。
これがマインドマップです。
マインドマップを書く時のポイント
それでは、いくつかマインドマップを書く上でのポイントをご紹介します。
1ページ1テーマ
マインドマップは、情報から情報へとどんどん発展させていくことが重要です。
そのため、発展させた時に、スペースが足りなくなってしまうことがよくあります。
そうならないように、1つのテーマにノートの1ページをまるまる使うような気持ちで書いていきましょう。
私の場合は、マインドマップを書くときは、ノート見開き2ページをまるまる使うようにしています。
上手くまとまらなかったらまた始めから
書いてみると分かると思うのですが、上でお見せしていたマインドマップのように、きれいな放射状に書くことはすごく難しいと思います。
おそらく、例えば右側ばかり枝葉が広がっていき、左側はスカスカなんてこともあると思います。
しかし、それは決して失敗ではありません。
先ほども言ったように、マインドマップは脳の中を表すものです。
もしいびつな形のマインドマップが書けたとしたら、その情報について、まだ頭の中が整理できていないということなのです。
そんな時は、もう一度最初から次のページに書いてみましょう。
すると1回目より2回目、2回目より3回目の方がきれいに描けるはずです。
マインドマップと同じように、だんだん頭の中も整理されていきます。
ルールはあって無いようなもの
これまで色々と書いてきましたが、マインドマップで重要なことは、とにかく、自由に頭にあることを書き出すことです。
ルールに縛られて自由に書き出すことができなければ意味がありません。
とにかく最初はあまりルールは気にせずにとにかく書き出してみましょう。
マインドマップのまとめ
- マインドマップはトニー・ブザン氏が考案した、情報整理ツール
- マインドマップは脳の持つ力を最大限に発揮することができる
- マインドマップのルールはあって無いようなもの、自由に描くことが大事
私は、何か難しいこと、複雑なことに直面すると、「マインドマップで分解してみよう。そうすれば理解できるようになるはずだ。」と考えます。
このように、自分の中に「難しい課題を解決できる術」があるということは、ビジネスにおいて、とても大事なことではないでしょうか。
それを持つと持たないでは、きっと大きな差が生まれるはずです。
是非みなさんも、マインドマップを習得することで、「課題を解決できる術」があるという自信を身に付けて下さい。