味の素【2801】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は味の素【2802】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

味の素とはどんな会社?

味の素は調味料および油脂、加工食品、飲料・乳製品などを製造しています。
また、医薬・飼料用アミノ酸および化粧品原料となる化成品の製造も行います。

現在の株価は?

現在の株価は1,940円前後です。
100株単位なので20万円前後で購入することができます。
少し高いですね。

そして、PERは32.71倍。
30倍を超えているのでかなり割高ですね。

そして、味の素の株主優待は100株で1,000円分の商品詰め合わせキットがもらえます。
https://www.ajinomoto.com/jp/ir/stock/stockholder.html

中身は、ほんだしとか、コンソメとかで、奥様には喜ばれそうです。

過去の長期のチャート

 

バブル崩壊から大きく値を下げ、その後は横ばい、そして、2008年にリーマン・ショックでさらに下げ1,000円割れの場面もありました。
しかしその後は急上昇!3,000円に迫りそうな勢いでしたが、再びここ数年は下落しています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

2019年1月末に大きく下げますが、5月にしっかり反発。
あまり方向感のないジグザグの動きをしています。

味の素の売上高は?

 

横ばいですね。
方向感がありません。
ただ、売上高1兆円超えはさすがです。

次に味の素のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

 

うーん、こちらも微妙ですね。
FY2019の落ち込みが気になります。

味の素のBPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

 

こちらもなんともいえません。
理想とする右肩上がりではありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは、4.81%です。
日本株特有の低ROEです。
よくはないですね。これだけで投資をしようという気がなくなってしまいそうです。

最後に、流動比率は2.02倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

味の素の今後をまとめると

数字もよくないし、PERも割高、さらにROEも低いとあまりいいところがなかったです。
商品の優位性は感じられますが、個人的に長期投資をしたいとは思えませんでした。

ただ、1兆円を売り上げる日本を代表する企業です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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