気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は東レ【3402】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
東レとはどんな会社?
東レは、繊維製品および人工皮革などの合成繊維や化成品などの製造を行っています。
また、エンジニアリング樹脂や高性能フィルムなどの様々な産業用材料も製造しています。
電子回路や液晶用カラーフィルターなどの情報関連製品も開発しています。
以下はWikipediaより引用
三井グループの中核企業の一つとしてその名を知られており、コーポレート・スローガンは、「Innovation by Chemistry」(化学による革新と創造)。社名にあるレは化学繊維のレーヨンを意味する(旧社名:東洋レーヨン)が、同社は現在、レーヨンの生産は行っていない。
現在の株価は?
現在の株価は607円前後です。
取引単位は100株なので、60,700円程度で東レの株を所有することが可能です。
10万円以下なので、気軽に投資を始めることができます。
いいですね。
PERは15.28倍です。
15倍前後なので適正ラインです。
そして、配当利回りは2.63%。
日本株の中では少しはあるレベルです。
ちなみに、株主優待はありません。
過去の長期のチャート
上場来最高値は2015年の1130円。
多くの日本の大企業の銘柄が1989年バブルピークの株価を超えられない中、東レは直近で最高値を更新しています。
こういったバブル崩壊を乗り越える、右肩上がりの成長が日本には必要です。
アメリカ株と同じように、右肩上がりで成長し続けるチャートを見せれば「長期投資もありだな」と思う人が必ず出てきます。
それは株式市場の健全化にもつながるので今後もぜひ頑張って欲しいです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
極めつけは、2020年2月です。
新型コロナの問題で、20%近くの殺人的な下落となっています。
多くの投資家の悲鳴が聞こえるようなチャートですね。
東レの売上高は?
堅調ですね。
しっかり右肩上がりです。
これならまあ合格です。
次に東レのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
FY2017をピークに緩やかに下げています。
少し心配ですね。
東レのBPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらは比較的キレイな右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近7.02%。
10%を割っています。
日本株の中では健闘していますが、もう少し頑張ってほしいですね。
ちなみROEは「経営のうまさ」を測る指標。
一般的に高ければ高いほど、経営者が優秀だといえます。
最後に、流動比率は1.71倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
東レの今後をまとめると
優良銘柄です。
ただ、EPSが緩やかに下げているのと、ROEが少し低いのが気になります。
日本を代表する大企業、東レ。
狙っていた方はこのコロナの急落でかなり買いやすくなっていると思います。
気になる方はウォッチしてもいいかもしれません。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、ご存知のように多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
現在でも50万PVをこえるこのシェアブログですが、その間に多くの日本株やアメリカ株の投資ブログが生まれました。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って一気に投資しました。
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットはいったい何に一気に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)
最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄
上記の有料記事を買わずとも、シェアブログでは現在のコロナショックを千載一遇のチャンスととらえ、多くの日本株分析をしていくつもりです。
アフィリエイト狙いのビットコイン取引所や貸付ファンド、太陽光ファンドなどは一切勧めないつもりです。
(一般的に多くのブロガーはこういった報酬の高い商品を勧めて、実際に読者がクリックして購入することで一人あたり1万円〜5万円の利益を得られます。その利益のために自らの信念を曲げて本当はおすすめしない商品を勧めているケースも多々見られます)
このブログでは、あくまで「適切に評価されていない超優良企業をなるべく格安で買う」ことを主眼に記事を書いております。
莫大な富を築いたネイサン・ロスチャイルドは言いました
「街のあちこちで、通りが血に染まっている時こそ、空前未曾有の大チャンスなのだ」
今回の暴落で大切なのは飲み込まれず、冷静に状況を分析して行動することです。
ぜひこの状況を一緒に乗り越えましょう。