「色」の効果を知ると劇的にプレゼンテーションは変わる

みなさんは、色が持つ効果をご存知でしょうか?

実は、色によって、人間の脳は様々な反応を示すのです。
この「色」の持つ意味を知ると、あなたのプレゼンテーションは劇的に変わるはずです。
そこで、今日はそんなプレゼンテーションにおける「色」の持つ意味についてご説明したいと思います。

「赤」は興奮の色

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例えば、「赤」は一般的に人を興奮させる効果があります。

また、人をリスクの高い行動へと駆り立てます。

カジノの装飾で赤が多く使われているのは
そのためです。

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プレゼンテーションにおいては、
「注意」「課題」「要確認」「NG」
などを表す時に限定して使うと、聞き手に強い印象を与えることができます。

「青」は集中を促す色

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「青」は赤とは対象的に、人を沈静化し、
心拍数を減らし、呼吸をゆっくりとさせる効果があります。

クールなイメージもあるので、
ビジネスプレゼンテーションでは好まれますが、強調の意味などでは使えません。

聞き手に集中してもらいたい時に使うと効果的です。

「暖色系」と「寒色系」

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また、赤やオレンジや黄色などの暖色系は、
「温かい」「重い」「増加」を連想させ、
一方、青や紫やグレーなどの寒色系は、
「冷たい」「軽い」「減少」などを連想させます。

従って、プレゼンテーションでは、伝えたい情報の意味と、それを連想させる色を組み合わせて使うと効果的です。

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逆に、伝えたい内容とは違う色を使ってしまうと、聞き手は一瞬戸惑ってしまいます。
これは、聞き手の理解を邪魔することになるので注意しましょう。

このように、色にはそれぞれ意味があるため、それぞれの色の持つ効果をしっかりと認識し、プレゼンテーションに活用することで、より効果的なプレゼンテーションを行なえます。

是非、明日から、「色」に注意してプレゼンテーション資料を作成してみて下さい。

まとめ

・赤は興奮の色:「注意」「課題」「要確認」「NG」などを示す時に有効
・青は集中の色:集中してもらいたいところで使うと有効
・暖色系:「温かい」「重い」「増加」を連想させる
・寒色系:「冷たい」「軽い」「減少」を連想させる

日下健史

日下健史プレゼンの鬼

投稿者プロフィール

大学院時代にプレゼンの重要性に気づき、独学でプレゼンを勉強開始。

その後、フォント、色など徹底的にこだわり、他の追随を許さないクオリティでのプレゼン術を身につける。

色のバランスを見極めるため、カラーコーディネーターの資格まで取得する徹底ぶり。

現在は会社員として働く傍ら、年間に何百人ものビジネスパーソンが参加するプレゼン勉強会を主催している。

シェアブログでは、誰でも簡単にできるプレゼンのポイントを紹介する。

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