
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はTOKYO BASE【3415】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
TOKYO BASEとはどんな会社?
TOKYO BASEは特化した衣料品及び身の回り品のデザイン、生産、販売を行っています。
小売業は自社販売店舗とインターネットを通して製品の提供を行っています。
以下はWikipediaより引用
STUDIOUS及び、UNITED TOKYOの運営を行っている。セレクトショップSTUDIOUSで取り扱う商品は全て日本国内のブランド商品、または日本国内で生産されたオリジナル商品。UNITED TOKYOにおいては全てが日本国内で生産されたオリジナル商品である。2016年1月現在の店舗数はECを含めて、27店舗。
STUDIOUS(ステュディオス)といえば今かなり勢いのあるセレクトショップです。
イケてるメンズを筆頭に多くのファンを増やしています。
以下はSTUDIOUSのホームページより引用
STUDIOUSはドメスティックと呼ばれる
TOKYOブランドに徹底的に拘り、
コレクションだけではない、
TOKYO発の新たなスタイルを発信し続けます。「日本発を世界へ」
そんな日を夢見て、STUDIOUSは走り続けます。
N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)やWhite Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)、JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)などの日本発のオシャレブランドを取り揃えており、店舗もかなりイケている感じです。
僕も何度か訪れたことありますが「こんなセレクトショップが出来たか!」と衝撃を覚えるほど洗練されて良い品質のアイテムで溢れています。
ポリシーがしっかりあり、それが消費者に見えるショップです。
そんなTOKYO BASE、現在の社員数は160人です。
社長は谷正人氏。
現在の株価は?
現在の株価は848円前後です。
取引単位は100株なので、84,000円程度でTOKYO BASEの株を所有することが可能です。
10万円を切っているので比較的気軽に投資ができます。
TOKYO BASEのPER(株価収益率)は、31.48倍。
30倍を超えているので割高ですね。
配当利回りはありません。
東証マザーズに上場しています。
上場来の過去の長期のチャート
上場来のチャートはこちらです。
上場したばかりなのでデータは少ないのですが、なだらかな山となっています。
現在は大きく下落してしまっています
直近1年の短期チャート
下落トレンドです。
一時2,000円あった株価も半値以下になってしまっています。
TOKYO BASEの売上高は?
売上高はキレイな右肩上がりです。
いい感じですね。
TOKYO BASEのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもしっかり右肩上がりです。
いいですね!
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
FY2016に急激にあげているのですが、それを除外するとわるくはない堅調な動きです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近33.28%です。
めちゃくちゃ優秀な高ROEです。過去のROEも30%超えの日本トップクラスの数字です。
日本の大企業もすこしは見習って欲しいですね。
最後に、流動比率は2.62倍。
こちらも1倍を超えているので合格。健全財務です。
TOKYO BASEの今後をまとめると
PERは高いですが、それだけ期待されているということでしょう。
今後10倍、20倍に化ける成長株を探している人にはいいかもしれません。
株価は下落していますが、数字は良好です。
ドメスティックブランドを扱う日本のセレクトショップとしてぜひがんばってほしいです。
問題は、ZOZO TOWN(ゾゾタウン)やユニクロなどとどう戦うかですね。
個人的にも、少し気になる銘柄です。