危険な銘柄!トレイダーズ証券(トレイダーズホールディングス)の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はトレイダーズホールディングス【8704】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

トレイダーズホールディングスとはどんな会社?

トレイダーズホールディングスは、トレイダーズ証券の株式移転によって設立された純粋持株会社です。
インターネットおよびコールセンターを通じて投資・金融サービスを提供する子会社の経営管理を行っています。
傘下に、FX(外国為替証拠金取引)および日経225先物・オプション取引を主力商品とするトレイダーズ証券があります。

そんなトレイダーズホールディングス、現在の社員数は167人です。

現在の株価は?

現在の株価は77円前後です(2018年7月)。
取引単位は100株なので、7,700円程度でトレイダーズホールディングスの株を所有することが可能です。

安い!1万円を切ります!
このくらいの金額なら中学生でさえも気軽に投資できますね。

トレイダーズホールディングスのPER(株価収益率)は、現在算出できません。

配当利回りもありません。

過去の長期のチャート

 

最高値は2006年の2,163円、そこから大きく下落して最安値15円まで落ちています。
その後、低空飛行を続けています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

大きく下げてきています。

フィンテック銘柄として一時は期待されていましたが、今はほとんど見向きもされていない状況です。

トレイダーズホールディングスの売上高は?

 

右肩下がりです。
まずいですね。
売上高がとうとう20億円切ってしまっています。

トレイダーズホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

見るも無残な状況です。
マイナスも大きく広がってきてしまっています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

FY2016から大きく減らしてしまっています。
よくないです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近-235.87%です。
ここまでのマイナスだと、逆に清々しさ(すがすがしさ。そういえば、これを読めないサッカー選手の方話題になりましたね。僕も漢字の読み間違えするので全然共感します)さえ感じます。

トレイダーズホールディングスの今後をまとめると

まったくおすすめできません。
むしろ、「投資をしてはいけない銘柄」です。

危険レベル、かなり高いです。

一時フィンテック銘柄としてかなり盛り上がっていたので気になる方が多く、記事にしました。

堅実な長期投資家の皆さんはこういった銘柄ではなく、堅実な銘柄に投資をしていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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