出光興産【5019】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は出光興産【5019】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

出光興産とはどんな会社?

出光興産は、石油および石油製品の輸入、精製、供給などを手がけています。石油化学製品などの製造・販売も行っています。

石油の元売り2位の会社です。

以下はWikipediaより引用

出光興産株式会社(いでみつこうさん、英称:Idemitsu Kosan Co.,Ltd.)は、石油類の精製・販売などを行っている日本の企業である。 1949年(昭和24年)に石油元売会社に指定された。 創業者は出光佐三。通称は「IDEMITSU」または「出光」。

2017年(平成29年)
4月 – 2017年4月までに昭和シェル石油との統合を目指していたが、創業家から合併に反対され延期。
一方、一足早く統合を実現したJXエネルギーと東燃ゼネラル石油は世界8位の石油会社JXTGホールディングスを誕生させた

2018年(平成30年)
4月  合併に先行して出光と昭和シェルの主要事業を事実上統合。両社から約300人が参加して新組織を立ち上げる。
7月10日  昭和シェルと経営統合に関する合意書を締結。創業家との間にも合意賞を締結。また、自己株式の取得も発表。

そんな出光興産、社長は月岡隆氏。
現在の社員数は13,313人です。

現在の株価は?

現在の株価は3,055円前後です。
取引単位は100株なので、30万円程度から出光興産の株を所有することが可能です。

うーん、一つの銘柄に30万円は高いですね。

出光興産のPER(株価収益率)は、7.61倍です。
10倍以下なのでかなり割安ですね。

配当利回りは、3.27%です。
高配当ですね。

過去の長期のチャート

 

見ると、ここ数年で大きく伸び6,000円にタッチしましたが、その後大きく下げ半値近くまで落ち込んでいます。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

下落トレンドです。
2019年の8月にはとうとう3,000円を割りました。
今は少し反発しましたが、油断はできません。

出光興産の売上高は?

 

うーん、右肩上がりではありません。
よくないですね。

出光興産のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

これはなかなか厳しいですね。。。
マイナスの年度もあります。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらも方向感ありません。
よくはありませんね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近9.41%です。
合格ライン近辺ですね。
ROEは高めです。

最後に、流動比率は1.02倍。
こちらも1倍を超えているので合格です。

出光興産の今後をまとめると

うーん、配当は良かったのですが、財務内容をみるとかなり厳しいです。
売上高、EPS、BPSいずれも芳しくないです。

個人的にも投資したいとは思いません。

日本株、探せば良い銘柄はたくさんあります。
次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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