中国で銭湯ブーム!極楽湯の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は極楽湯【2340】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

極楽湯とはどんな会社?

極楽湯は、スーパー銭湯「極楽湯」の直営店およびフランチャイズ店事業を全国規模で展開しています。また同社は会員制の健康温浴施設事業も行っています。

温泉いいですね。なんか、温泉入りたくなってきました。
以下はWikipediaより引用

スーパー銭湯の「極楽湯」を41店舗運営(2015年10月時点)しており、このうち直営店舗は23店、フランチャイズ店舗(FC店)は16店、海外店舗は2店となっている。また、2014年8月には新業態となる『RAKU SPA 鶴見』を神奈川県にオープンしている。同系列のスーパー銭湯の店舗数としては最も多い。

そして、極楽湯、中国にも店舗を出しているのですが、これが現在かなりウケているそうです。


行列もできるほどの人気なんですね。すごい。

そんな極楽湯、社長は新川隆丈氏。
現在の社員数は1,495人です。

現在の株価は?

現在の株価は712円前後です(2018年7月)。
取引単位は100株なので、71,200円程度で極楽湯の株を所有することが可能です。

10万円以下なので、これなら比較的気軽に投資ができます。

株主優待は無料入浴券がもらえるそうです。

100株で年間で2枚(株主名簿に連続2回の記録が必要)もらえます。
大人が大体1,000円程度です。

83,000円の株価を購入して年間1,000円なのでそんなにおいしくはないですね。

極楽湯のPER(株価収益率)は、現在46.54倍。
これはかなり高いですね。手を出しづらいです。

配当利回りは、0.84%です。
ほとんどないですね。気持ち程度といったところ。

過去の長期のチャート

 

結構鋭利な上昇を数回繰り返しています。
高値掴みした人は悲惨ですね。僕らもそうならないよう、気をつけましょう。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

5月にも鋭利な上昇が見られます。

ただ、去年からトレンドは下ですね。

極楽湯の売上高は?

 

こちらはキレイな右肩上がりではありませんが、比較的堅調です。

まあまあですね。とはいえまだ140億円規模の売上高です。

極楽湯のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

うーん、よくないですね。
FY2016からは右肩下がりとなっています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらは方向感ありません。
あまり成長を感じられませんね。正直、微妙です。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近3.78%です。
ここ数年合格ラインの10%を一度も超えることができていません。

ちなみに、売上高比率はこちら

中国での売上がかなりあります。
大きなマーケットである中国で極楽湯がウケれば今後一気に売上高が上がる可能性があります。

そういった期待を込めて投資家の買いが集まり高PERが続いているのでしょう。
(それにしてもPER高すぎなので、みんな期待しすぎな気もしますが。)

最後に、流動比率は1.29倍。
こちらは合格です。

極楽湯の今後をまとめると

今後、中国への事業進出がうまくいけばさらに株価が爆発する可能性があります。
そういった意味では楽しみな銘柄です。

とはいえ、現状そこまで数字は芳しくありません。
未来に期待したい、「夢を買う感覚」ならいいかもしれません。

PERが高いので今は手が出ませんが、気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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