ユーグレナ【2931】の今後の株価を分析【ミドリムシは世界を変えるか?】

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はユーグレナ【2931】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

ユーグレナとはどんな会社?

ユーグレナは、微細藻ユーグレナの食品用途屋外培養技術を基にユーグレナを活用した食品製造販売および化粧品製造販売を行っています。またユーグレナを活用したバイオ燃料開発などのエネルギー・環境事業も行っています。

ちなみにユーグレナとはミドリムシのことです。
社名にユーグレナとつけるなんて、ユーグレナへの本気度が窺えます。

そんなユーグレナ、代表取締役CEOは出雲充氏。
現在の社員数は約350人です。

現在の株価は?

現在の株価は744円前後です。
取引単位は100株なので、74,400円程度でユーグレナの株を所有することが可能です。

10万円を割っています。
日本株としては比較的買いやすい方です。

ユーグレナのPER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りも、ありません。

株主優待は100株でユーグレナの緑汁粒タイプ(28粒)がもらえます。
飲んでみたいけど、優待狙いで買う銘柄ではないですね。

上場来の過去の長期のチャート

 

2015年から緩やかな下落トレンドです。
あまりパッとしない長期チャートですね。
まだ長期投資家が報われていません。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

こちらも軟調です。
コロナショックで大きく落ち込みましたが、すぐに反発し、直近は勢いがあります。

ユーグレナの売上高は?

 

 

FY2019には少し凹んでいますが、それまではしっかりと伸びています。
いいですね。

ユーグレナのEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

 

直近のマイナスがすごいですね。
少し心配です。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

 

直近こそ少し凹んでいるものの、それまではキレイな右肩上がりです。
わるくはないですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は大きくマイナスです。
まだまだ安定には時間がかかりそうですね。
今後に期待です。

最後に、流動比率は4.52倍。
こちらは1倍を超えているので合格です。

ユーグレナの今後をまとめると

ミドリムシという商品を扱っており、今後がとても楽しみな企業ではあり応援したいという気持ちもわかります。
少額から購入できるので、将来性を見込んで少しだけ買うといった購入方法ならおもしろいかもしれません。

 

ただ、過去の数字を見る限りはそこまで魅力的にうつりませんでした。
われわれ長期投資家は、大きな額を投資する銘柄ではないでしょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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