
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はB−Rサーティーワンアイスクリーム【2268】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
B−Rサーティーワンアイスクリームとはどんな会社?
B−Rサーティーワンアイスクリームは、全国でアイスクリーム専門チェーンを経営しています。
同社は不二家および米バスキン・ロビンスの合弁会社です。
BRとはバスキンロビンスのことです。
以下はWikipediaより引用
サーティワンとは英語の「31」で、「31種類のアイスクリームがあるため1ヶ月毎日違うアイスが楽しめます」という意味が込められている。ただし、実際には32種類、若しくは28種類のアイスクリームが置かれている店舗が多く、これは冷蔵庫が四角いので偶数(しかもケース1区画が4つ入りの為4×8)の方が経済的であるという理由であり、トリビアの泉でも紹介された。実際には1000以上の種類があるが、世界のどのバスキン・ロビンスの店でも大抵は32種類から選べる。
日本では「サーティワン」との呼称がほぼ一般的であるが、本国のアメリカでは「バスキン・ロビンス」と呼ばれているためアメリカ人に「サーティワン」といってもほとんど通じない。逆に日本では「バスキン・ロビンス」というのが通じにくい。「サーティワン」の呼称は日本と台湾のみである。なお台湾へは、日本のB-Rがアメリカの本社との契約によって台湾の民間企業とフランチャイズ契約を結んだことで出店された。
サーティーワンアイスクリーム、僕も大好きです。
中でもポッピングシャワーが好きです。
そんなB−Rサーティーワンアイスクリーム、社長は渡辺裕明氏。
現在の社員数は216人です。
現在の株価は?
現在の株価は4,050円前後です。
取引単位は100株なので、405,000円程度でB−Rサーティーワンアイスクリームの株を所有することが可能です。
うーん、高い!一つの銘柄に40万円は高いですね。
B−RサーティーワンアイスクリームのPER(株価収益率)は、141.06倍です。
100倍超えています。超割高です。
PERが高い原因は2つ、①収益にたいして株価が高すぎる、②株価に対して収益が低すぎるです。
サーティーワンの場合は後者ですね。
配当利回りは、0.86%です。
日本株の中では普通の配当です。
株主優待は、100株保有で半期に一回1,000円相当の優待券がもらえます。
約㊵万円で実質2,000円分のアイスクリーム券なのでそんなにおいしくないですね。
詳細は下記よりご覧下さい。
上場来の過去の長期のチャート
みると日本株としては珍しい右肩上がりのチャートです。
いいですね。
過去最安値は1998年の671円です。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2018年6月までは比較的盛り上がっていたのですが、そこから下げています。
下げているとはいえ、下落率も3%程度で大きな変動はありません。
B−Rサーティーワンアイスクリームの売上高は?
キレイな右肩あがりではありません。
売上200億円を行ったり来たりしています。
B−RサーティーワンアイスクリームのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちら、EPSが大きく落ち込んでしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは右肩下がりです。
よくありませんね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近2.78%です。
合格ラインの10%は達成しておらず低ROEですね。
よくありません。
最後に、流動比率は1.14倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
B−Rサーティーワンアイスクリームの今後をまとめると
数字を見るとあまりよくはありませんでした。
ただ、サーティーワン、個人的には商品が大好きなので頑張って欲しいです。
店舗もけっこう賑わっているように見えます。
今すぐ欲しい銘柄ではないですがたまにチェックはしています。