気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は島津製作所【7701】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
島津製作所とはどんな会社?
島津製作所は、分析・計測機器および医用機器、航空・産業機器など各分野での製品開発ならびに製造、販売、保守を行う総合精密機器メーカーです。国内および米国、英国、中国にある関係・子会社を拠点に研究開発を進め、さらに周辺地域での販売を進めています。
京都府京都市中京区に本社を置いています。
島津製作所といえば、2002年に従業員の田中耕一がノーベル化学賞を受賞したことでも有名ですね。
懐かしいですね。
そんな島津製作所、社長は中本晃氏。
現在の社員数は11,954人です。
現在の株価は?
現在の株価は3,275円前後です。
取引単位は100株なので、32万円程度で島津製作所の株を所有することが可能です。
高いですね!ただ、1000株単位だった以前は最低でも150万円以上していた銘柄なのでまだ手が届きやすくなりました。
島津製作所のPER(株価収益率)は、現在32.34倍。
30倍を超えているので割高です。
配当利回りは、0.79%です。
あまり配当はありませんね。
過去の長期のチャート
多くの日本株が1989年のバブル期の最高値を超えられない中、直近でしっかり更新しています。
素晴らしいですね。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらも右肩上がりです。
堅調なチャートです。
島津製作所の売上高は?
島津製作所のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもキレイな右肩上がり!
素晴らしい!長期投資に理想的な形をしています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもキレイな右肩上がりです。
いいですね!
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近11.72%です。
しっかりと合格ラインの10%を超えています。
ちなみに売上高比率は以下です。
日本が半分、残りの半分を海外が占めています。
最後に、流動比率は2.41倍。
こちらも1倍を超えているので問題ありません。
島津製作所の今後をまとめると
PERは少し割高ですが、なにより売上、EPS、BPSの伸びとROEの高さが素晴らしいです。
間違いなく優良銘柄ですね。
長期投資をすることで報われやすい銘柄ですね。
個人的にも気になっている銘柄です。
今後も動向をウォッチしていきます。