気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はタカラトミー【7867】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
タカラトミーとはどんな会社?
タカラトミーは、あらゆる種類の玩具の設計および販売を行っている会社です。同社の製品には、ゲームソフトやキャラクター商品、ギフト商品、幼児用玩具を含みます。国内外の子会社を通じて生産を行っています。
有名なところだと黒ひげ危機一発や人生ゲームがあります。
あとは僕の世代は、チョロQとかビーダマンとか子供の頃よく遊んでいました。
30代にはなつかしいおもちゃではないでしょうか。
最近ではベイブレードとかですかね。
女の子はファービーやリカちゃんですね。
そんなタカラトミー、社長はハロルド・ジョージ・メイ氏。
現在の社員数は2,199人です。
現在の株価は?
現在の株価は1,090円前後です。
取引単位は100株なので、109,000円程度でタカラトミーの株を所有することが可能です。
10万円前後で買えるので、比較的投資がしやすいですね。
タカラトミーのPER(株価収益率)は、現在13.05倍です。
15倍以下なので割安ですね。
配当利回りは、1.28%です。
日本株の中では普通ですね。
タカラトミーの株主優待は「トミカ」!
株主優待は、100株以上保有している株主に限定のトミカなどをあげています。
2,000株以上だとリカちゃんもついてきます。
欲しい人にはうれしでしょうね(僕はいりませんが)
過去の長期のチャート
はじめだけ高い、尻すぼみの残念なチャートです。
最高値は1999年の2,660円。
最安値は2009年の382円です。
ただ、直近上昇してきています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2018年の2月に崖のように急落しています。
その後も安値を探り、7月に底を打ち、8月に少し上昇しています。
タカラトミーの売上高は?
うーん、横ばいです。
タカラトミーのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちら、よくないですね。
マイナスの年度が散見されます。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらも、キレイな右肩上がりではありません。
微妙ですね。
ちなみに売上高比率はこちら
日本が6割で、4割が海外です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.86%です。
こちらはしっかり合格ラインの10%を超えています。
いいですね!
最後に、流動比率は1.69倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
タカラトミーの今後をまとめると
タカラトミーはいいおもちゃがたくさんあるので、個人的に頑張って欲しいです。
ただ、数字を見る限りはまったく魅力的には思えませんでした。
現時点では投資をしたいとも思えません。
皆さんの大事なお金です。
しっかりと優良と思える企業に投資をしましょう。
では次の銘柄を見て行きましょう。