高配当!タマホーム【1419】の今後の株価を分析

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずタマホームについて説明していきます。

1 タマホームについて

(1)注文住宅建設会社
(2)インパクトの強いCM
(3)時価総額564億円

タマホームは、注文住宅建設会社です。
大手ハウスメーカーが高級化路線を進める中で、当社は平均単価1700万円程度で、値頃感を売りに成長を遂げてきました。

営業も住宅展示場だけではなく、大型幹線道路沿いに独立型店舗を展開し、テレビでインパクトの強い広告宣伝によって集客を図っています。

住宅事業を軸にリフォームやマンション分譲、オフィスの区分販売など周辺事業に進出しています。

売上高比率は、住宅80%、不動産16%、その他4%です。

 

そして比較会社は、都心部の狭小戸建て住宅に強みがあるオープンハウス(3288)、
和歌山地盤の総合不動産会社アズマハウス(3293)、
大阪地盤の自由設計方式の戸建て住宅に強みがあるフジ住宅(8860)です。

気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は564億円です。

時価総額ランクだとDランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 1,915円
・PER(株価収益率)10.84倍
・配当利回り 3.91%
・流動比率 1.10倍

株価は1,915円です。
100株単位で売買できるので、191,500円から投資をすることが可能です。
いいですね。日本株の中では比較的少額から取引が可能な銘柄です。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは10.84倍です。
いいですね。10倍前後なので割安の水準です。

そして、配当利回り。
こちらは3.91%です。
いいですね!高配当です。

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

 

この会社の流動比率は1.10倍です。
1倍を超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2013年の3月です。

お椀型ですね。
上場後、大きく下げ底を打ち2016年からしっかりと伸びています。
とくにここ数年の値動きは結構荒いですね。

注意が必要です。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

比較的堅調です。
とくに2020年の9月8日に25MAが75MAを上抜けてから(ゴールデンクロス)はハッキリと上昇しています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、タマホームの決算月は5月となっています。

売上高、いいですね。
堅調です。
わるくはありません。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

2016年度までマイナスでしたがその後はプラスです。
全体としてみると右肩上がりで成長しています。
いいですね。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイではありませんが堅調です。
わるくはありません。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、8.98%です。
つまり、年間8.98%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

2018年度から合格ラインをしっかり超えています。
とくに直近のROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は20.5%です。
こちらはかなり少ないです。
なのでROEの高さをあまり楽観視できません。

8. まとめ

・勢いのある会社
・4%近い高配当も魅力

では、タマホームを総合的にまとめましょう!

テレビCMもバンバンやって売上も伸ばしており、勢いのある会社です。
さらに意外と割安なのも魅力です。

EPSやBPSの伸びも悪くはありませんでした。

そして配当利回り4%近くあり高配当なのもいいですね。

総じていい会社ではあると思います。
(個人的には不動産会社ってあまり相性がよくないので投資をしたいとは思いませんが)

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年2月も実は割安な状態は続き、どんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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