気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は大正製薬ホールディングス【4581】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
大正製薬ホールディングスとはどんな会社?
大正製薬ホールディングスは、国内外で医療品・一般医薬品ならびに食品、雑貨などの製造および販売を行っています。
また、関連・子会社を通して、保険の取扱いおよび物流サービスの運営、情報処理サービスの提供、ホテルの経営なども行
っています。
大正製薬といえば「リポビタンD」や「リアップ」ですね。
あとは、風邪薬の「パブロン」。
最近では、エナジードリンク「ライジン」等が有名です。
そんな大正製薬ホールディングス、取締役社長は上原茂氏。
現在の社員数は6,340人です。
現在の株価は?
現在の株価は12,520円前後です。
取引単位は100株なので、125万円程度で大正製薬ホールディングスの株を所有することが可能です。
うーん、ものすごく高いですね。高すぎです。
日本株の中でもかなり上位に入る初期投資が高い銘柄です。
大正製薬ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在18.01倍です。
こちらは20倍を割っているので適正ラインです。
配当利回りは、0.88%です。
日本株としては普通の配当です。
株主優待は、ありません。
過去の長期のチャート
いい感じですね。上昇トレンドです。
最高値を更新し続けています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらもキレイな上昇トレンドです。
2018年の8月に入り一旦押し目をつけていますがすぐに反発しています。
大正製薬ホールディングスの売上高は?
ここ数年は横ばいですね。
大正製薬ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、あまり方向感ありません。
微妙です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは右肩上がりです。
BPSがしっかり伸びているということは、順調に資産を増やしていっているという証拠です。
いい感じですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近4.78%です。
うーん、低い。ここ数年もすべて低レベルです。
これはマイナスポイント。
最後に、流動比率は6倍。
こちらは全く問題ないです。
大正製薬ホールディングスの今後をまとめると
うーん、株価は右肩上がりでイケイケなのですが、数字を見るとそこまで魅力的にうつりませんでした。
個人的にも欲しいとは思えません。
日本株には魅力的な銘柄がほかにもたくさんあります。
次、行きましょう。