隠れたおすすめ銘柄!第一生命保険【8750】の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は第一生命保険【8750】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

第一生命保険とはどんな会社?

第一生命保険は、生命保険の募集および販売を行っています。同社は法人および個人向け医療・介護保険やがん保険、また企業型・個人型年金商品なども提供しています。第一生命保険は事業保証資金準備、相続事業承継など法人を対象としたコンサルティングサービスも行っています。

2010年4月1日に、株式会社への移行と同時に東証一部に上場。
総資産で、かんぽ生命保険(日本郵政グループ)、日本生命保険に次ぐ業界3位です。

2016年3月にかんぽ生命と業務提携をしたことでもニュースになりました。

業務提携の理由は?

両社は業務提携の理由について、「これまでに培った両社の強みを相互補完・融合することで事業基盤を強化し、持続的な企業価値の向上を実現するとともに、商品・サービスの品質向上等により、我が国における地域社会の発展に貢献し、また、諸外国における生命保険の普及・浸透を通じ、各国の社会・経済の発展に貢献することを目的としております」とコメントしている。

マイナビニュース

そんな第一生命保険、取締役社長は渡邉光一郎氏。
現在の社員数は62,943人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,068円前後です。
取引単位は100株なので、10万円程度で第一生命保険の株を所有することが可能です。

日本株の中では普通ですね。

第一生命保険のPER(株価収益率)は、現在6.05倍です。
コロナショックでだいぶPERを下げました。
10倍以下なのでかなりの割安です。

そして配当利回りは、5.43%です。
日本株の中ではかなりの高配当です。

株主優待は、ありません。

第一生命保険HP

過去の長期のチャート

 

2010年に東証1部に上場。
その後、比較的堅調でしたが、2016年に入って大きく落ち込みました。
マイナス金利導入による収益悪化が懸念されたことによる下落です。

その後は再び上昇し2,000円台をキープしていましたが、2019年に再び大きく下落し、直近反発しています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

 

2019年8月にドカンと大きく下げましたがすぐに急反発。
その後2020年に入ると少し下落しはじめ、コロナショックで大きく下げました。

第一生命保険の売上高は?

 

うーん、方向感ないですね。
なんともいえません。

第一生命保険のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらはキレイな右肩上がりですが、直近少し凹んでいます。
惜しいですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

キレイな右肩上がりではありませんが比較的堅調です。
わるくはありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは6%です。
合格ラインの10%には達していません。
微妙ですね。

第一生命保険の今後をまとめると

PERが低く、高配当な点が魅力です。
そこまでわるくはない銘柄です。

ただ、ビジネスモデル的にこういった保険の将来性は少し憂慮しています。
もっと手数料安い保険会社が台頭してくる可能性も十分ありますので長期投資をするときはその辺も考える必要があります。
とはいってもライフネット生命など見てみると、まだまだ新規参入は厳しそうなので当面こういった巨大保険会社の繁栄は続きそうです。

個人的に意外と気になる銘柄でした。
さらに大きく落ちるときがあるので(今回のコロナショックがまさにそれ)、そういった場面でうまく拾えたらいいですね。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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