気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は資生堂【4911】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
資生堂とはどんな会社?
資生堂は、化粧品およびトイレタリー製品を主に製造しています。また、同社はメイクアップ・スキンケア製品および理・美容製品、食品、医薬品などを取り扱っています。
化粧品の日本国内シェア第1位の化粧品メーカーであり、世界では第5位です。
そんな資生堂、取締役社長は魚谷雅彦氏。
現在の社員数は約40,000人です。
現在の株価は?
現在の株価は7,026円前後です。
取引単位は100株なので、70万円程度で資生堂の株を所有することが可能です。
高い!一つの銘柄に70万円近くって高すぎです。
とても気軽に買えるものではないですね。
資生堂のPER(株価収益率)は、現在38.18倍。
30倍超えています。結構な割高です。
高PERです。
「PERの高さは期待の高さ」ということで期待が大きい会社ということがわかります。
配当利回りは、0.85%です。
配当はほとんどありません。
株主優待は、株式を1,000株以上かつ1年間超保有している株主を対象として資生堂グループ製品がもらえます(自分で選択できるそう)。
詳細はこちらをご覧下さい。
過去の長期のチャート
しっかり最高値を更新しています。
とくにここ数年の伸びはすさまじいですね。
投資しておけばよかったと後悔するほどです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2019年11月をピークにじりじりと下げ、コロナで急落し一時6,000円を割りました。
ただ、その後は少し反発しています。
が、以前の高値圏からはまだまだ距離があります。
資生堂の売上高は?
しっかり売上を更新しています。
売上は1兆円を超えています。
名実ともに日本を代表する大企業ですね。
いい感じです。
資生堂のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも直近しっかりと高値を更新しています。
ただ、理想的な右肩上がりではありませんね。
また、今後コロナの影響が出てくることは必至なのでその点がやはり怖いですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは比較的右肩上がりうです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.82%です。
合格ラインの10%をしっかりと超えています。
いい感じです。
最後に、流動比率は1.14倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
資生堂の今後をまとめると
世界に通用する日本の大企業ということで期待が高まっている会社です。
PERがものすごく高いのと、EPSの伸びがイマイチな点が少し気になりました。
また、コロナの影響がどのくらいでてどのくらい長引くのかも問題です。
実力はある会社なので短期の決算が落ち込み大きく売られたら逆にそこがチャンスだと思います。
個人的にも気になる銘柄です。
今後もウォッチしていきたいと思います。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。