エネルギー関連株のおすすめはどこ?国際石油開発帝石【1605】の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は国際石油開発帝石【1605】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

国際石油開発帝石とはどんな会社?

国際石油開発帝石は国際石油開発と帝国石油の株式移転によって設立された持ち株会社です。同社は原油、天然ガスなどを採掘、精製、販売する子会社の経営管理を行っています。

なんか「国際石油開発帝石」って名前が仰々しいですね。

英名はINPEXです。

ちなみに、筆頭株主は経済産業大臣です。
現在の社員数は3,189人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,238円前後です。
取引単位は100株なので、12万円程度で国際石油開発帝石の株を所有することが可能です。

10万円前後で、経済産業大臣も保有する日本のエネルギー株を保有できてしまうんですから株式投資って面白いですよね。

国際石油開発帝石のPER(株価収益率)は、現在48.68倍。
高ROEです。かなりの割高です。

配当利回りは、1.45%です。
日本株の中ではそこそこ配当があるというレベルですが、高配当ではありません。

株主優待は、ありません。

過去の長期のチャート

2008年に急落し、その後は安値圏をうろうろしています。

上場来最高値は2008年の3,350円です。
今では全盛期の約3分の1まで落ち込んでしまっています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

2018年にかけて上昇し、2018年以降は軟調ですね。
1,200円を割れる場面も見られます。

国際石油開発帝石の売上高は?

こちらも軟調です。売り上げはとうとう1兆円を切ってしまいました。

国際石油開発帝石のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらも落ち込んでいます。
よくないですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

うーん、こちらも微妙です。
キレイな右肩上がりではありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近1.38%です。
超低ROEです。これでは話になりません。

最後に、流動比率は1.52倍。
こちらは問題ないです。

国際石油開発帝石の今後をまとめると

日本を代表する企業なのでそう簡単に潰れることはないかとおもいますが、キラリと光るものは感じませんでした。
配当利回りも今ひとつですし。

数字も中途半端です。

あえて今投資する必要性は感じません。
次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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