気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はSFPダイニング【3198】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
SFPダイニングとはどんな会社?
SFPダイニングは居酒屋を中心とした飲食事業を展開しています。手羽先唐揚専門店や海鮮系食材を主体にした店舗を主力業態とし、首都圏を中心に直営方針でチェーン展開を行っています。
とくに「鳥良」「磯丸水産」が有名です。
「磯丸水産」美味しいですよね。カニ味噌甲羅焼き、最高です。
そして24時間営業というのも魅力的です。
そんなSFPダイニング、現在の社員数は3,128人です。
現在の株価は?
現在の株価は1,870円前後です。
取引単位は100株なので、19万円程度でSFPダイニングの株を所有することが可能です。
20万円以下なので、まあ日本株としては比較的買いやすいかもしれません。
とはいえアメリカ株などと比べると全然高いですが。
SFPダイニングのPER(株価収益率)は、18.65倍です。
15倍前後なので、適正から少しだけ割高という部類です。
配当利回りは、1.39%です。
日本株のなかではそこそこの配当です。
株主優待は、100株で4,000円相当の優待券が年2回もらえます。
19万円程度の投資で年間8,000円相当です。
利回りにすると4.2%です。
19万円で株を購入すれば毎年8,000円分「磯丸水産」が食べられます!
磯丸水産好きの僕としてはかなり魅力的です。
過去の長期のチャート
SFPダイニングは、まだまだ上場して日が浅いです。
長期で見ると、比較的堅調です。
直近1年のチャートはこちら
2018年にかけて上昇しピークを迎えて、2018年以降は軟調です。
SFPダイニングの売上高は?
キレイな右肩上がりです。
しっかり売上を更新しています。
SFPダイニングのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも比較的キレイな右肩上がりです。
高値をしっかり更新しています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはFY2015以降大きく上昇しています。
いいですね。しっかり純資産を増やして成長できている証拠です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.28%です。
日本の大企業は10%を割る散々な低ROEが多い中、14%はかなりの高ROEです。
ROEの高さは経営の上手さを表します。
とてもいい経営をしていることがわかります。
最後に、流動比率は2.96倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
SFPダイニングの今後をまとめると
まだまだ上場して日が浅いこれからの会社です。
ただ、今のところ経営がうまくいっていることは数字からわかります。
配当利回りも高いし、そしてなんといっても株主優待も魅力的です。
磯丸水産が好きな方は100株だけでも持っていてもよい銘柄かと思います。
個人的にもかなり気になる銘柄です。