気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はゲオホールディングス【2681】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ゲオホールディングスとはどんな会社?
ゲオホールディングスは、全国で映像および音楽CD、ゲーム、コミック本を中心とする書籍などをレンタルならびに販売しています。また古本ならびに中古CDのリサイクル業務も行っています。ゲオホールディングスは、直営店およびフランチャイズ店を経営しています。
ゲオ、私ももちろん行ったことあります。
そんなゲオホールディングス、現在の社員数は13,991人(連結)です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,734円前後です。
取引単位は100株なので、17万円程度でゲオホールディングスの株を所有することが可能です。
20万円以下で買うことができます。
日本株の中では普通ですね。
ゲオホールディングスのPER(株価収益率)は、現在11.05倍。
10倍前後なので、比較的割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.96%です。
こちらも日本株の中ではそこそこの高配当です。
ゲオホールディングスの株主優待は、100株でゲオのレンタル商品が全品半額になったり、2,000円分の割引券がもらえます。
ゲオのヘビーユーザーにはいいかもしれません。
過去の長期のチャート
長期で見るとパッとしませんね。
ちなみに、上場来高値は2007年の2,740円です。
直近1年のチャートはこちら
こちら、2018年2月をピークに下落トレンドです。
その後、8月から反発しています。
ゲオホールディングスの売上高は?
PERかなり低いし株価ぱっとしないので「どれだけ売上高わるいのか?」と思ったら、
意外にもそんなにわるくありません。
キレイな右肩あがりとはいえませんが、いい感じです。
ゲオホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはガチャガチャしていますね。
良くはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
しっかり配当を出しているのにBPSも成長しているなんて、素晴らしいです。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近9.46%です。
ギリギリ合格ラインの10%には届いていません。
今後に期待ですね。
最後に、流動比率は2.43倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ゲオホールディングスの今後をまとめると
思ったよりもかなり良かったです。
高配当で、低PER、さらに知名度もあります。
そして、各数字の伸びもそこまで悪くありません。
ただ、EPSの伸びがよくないのがネックですね。
わるくはないけれど個人的にものすごく欲しいとまでは思いませんでした。
こういった業態が今後も生き残れるかは不透明な部分も多いですし。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。