日清製粉グループ本社(2002)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は日清製粉グループ本社(2002)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

日清製粉グループ本社(2002)とはどんな会社?

日清製粉グループ本社は、小麦粉およびふすま、配合飼料、食品、医薬品などを製造および販売しています。
さらに同社はパスタ、パスタソース、冷凍食品などの食品を製造しています。
またペットフードの製造も行っています。

ちなみに読み方はにっしん「せいふん」(せいこではない)です。

そんな日清製粉グループ本社(2002)、現在の社員数は6,276人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は2,197円前後です。
取引単位は100株なので、22万円前後で日清製粉グループ本社(2002)の株を所有することが可能です。

20万円前後なので、日本株の中では普通です。
ただ、一般の感覚では投資ってお金かかるなぁと思いますね。

そして、日清製粉グループ本社(2002)のPER(株価収益率)は、現在29.87倍です。
30倍近いので結構割高です。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、1.32%です。

高配当とまではいきませんが、そこそこはある印象です。

そして、日清製粉の株主優待はグループ会社の商品がもらえます。
日清フーズの詰め合わせセットなどです。

ちなみに、500株以上の株主だけです。

株主優待で買う銘柄ではないです。

過去の長期のチャート

長期でみると右肩上がりなんですね。
しっかり上昇しています。

直近1年のチャートはこちら

方向感がない動きですね。
直近2,500円をタッチしたのですが、その後大きく下げています。

日清製粉グループ本社(2002)の売上高は?

 

うーん、ほぼ横ばいに見えますが比較的堅調です。

まあまあですね。

日清製粉グループ本社(2002)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

いいですね。
こちらは文句のつけようのないくらいのキレイな右肩上がりです。
素晴らしい!

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらもしっかり右肩上がりです。
いい感じです。
しっかり株主の価値を高めてくれている会社ということが分かります。

ちなみに売上高比率はこちら

製粉は44%、食品が47%でこの2つが大きな割合を占めています。

国別の売上高比率はこちらです

日本が約8割、アメリカが約1割です。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近5.38%です。
過去をみてもいずれも5%前後で、合格ラインの10%を下回っています。
日本株にありがちな低ROE株です。
他の数字がよかっただけに惜しいですね。今後に期待です。

 

最後に、流動比率は2.32倍です。
こちらは2倍を超えているので問題ありません。

日清製粉グループ本社(2002)の今後をまとめると

PERは少し高めですが、EPS、BPSの伸びがかなりよかったです。

ただ、ROEが低いのは気になりますね。典型的な日本株です。
とはいえ、総じてみると「わるくはない」銘柄です。

気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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