気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本ハム(2282)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本ハム(2282)とはどんな会社?
日本ハムは、ソーセージ、その他加工食品、乳製品などを製造および販売しています。
また子会社を通じて豚、牛の飼育も行っています。
そして、プロ野球球団北海道日本ハムファイターズの親会社です。
ちなみに読み方は「にっぽん」ハムです。
シャウエッセンやウイニーなどで有名です。
ちなみにチキチキボーンという冷凍のおいしいチキンがあるのですが、それも手掛けています。
スーパーにも売っておりますのでぜひ!
冷凍チキンの中で個人的にトップクラスでおすすめです。
そんな日本ハム(2282)、現在の社員数は17,359人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,785円前後です。
取引単位は100株なので、38万円前後で日本ハム(2282)の株を所有することが可能です。
日本株の中では普通ですが、やっぱり一般の感覚だと高いなと感じてしまいます。
(予断ですが、以前は日本ハム1,000株単位でしか購入できなかったので、最低でも当時の株価で350万円程度が必要でした。)
そして、日本ハム(2282)のPER(株価収益率)は、現在10.42倍です。
10倍前後なのでかなり割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.38%です。
いいですね。そこそこ配当があるといえます。
そして、日本ハムの株主優待は自社グループの商品がもらえます。
ただし1,000株以上の株主という条件があります。
過去の長期のチャート
2013年あたりから大きく上げています。
その後2017年には高値7,000円タッチしました。
しかしその後は大きく下げ一気に4,000円を割っています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
まだまだ底が見えません。
中途半端に買うと痛い目をみるチャートの形状ですね。
日本ハム(2282)の売上高は?
いいですね。堅調です。
しっかり上昇しています。
日本ハム(2282)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2016の落ち込みは気になるものの通してみると右肩上がりです。
いいかも!という感じです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いいですね!
右肩上がりです。
こういうBPSの推移をする銘柄に長期投資したいです。
ちなみに売上高比率はこちら
食肉事業と加工事業合わせて8割近くを占めています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.79%です。
合格ラインの10%を下回っているものの、日本株(特に大企業)の中では検討している方ではないでしょうか。
今後に期待です。
最後に、流動比率は1.59倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日本ハム(2282)の今後をまとめると
各数字の伸びもよく、低PERで高配当です。
優良銘柄ですね。
現在株価が下げているのでいい買いのチャンスかもしれません。
個人的にも少し気になります。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。