気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は東ソー(4042)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
東ソー(4042)とはどんな会社?
東ソーは、石油化学製品などの製造および販売を行っています。
また同社の製品には、エチレン、ポリエチレン、苛性ソーダ、塩化ビニール、精密化学品などを含みます。
ちなみに、東ソーの企業メッセージは「明日のしあわせを化学する」です。
かっこいいですね。
そんな東ソー(4042)、現在の社員数は12,595人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,524円前後です。
取引単位は100株なので、15万円前後で東ソー(4042)の株を所有することが可能です。
まあ、このくらいならギリギリ許せる範囲です。
日本株の中には最低でも50万円くらい必要な銘柄がたくさんありますからね。
そして、東ソー(4042)のPER(株価収益率)は、現在5.5倍です。
5倍前後なので低PERです。
日本株の中でもすごく割安の部類ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.94%です。
結構ありますね。
日本株の中ではかなり高配当です。
そして、東ソー(4042)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
ここ数年で大きく上昇し、2,500円にタッチしましたが、直近大きく下げています。
結構怖いチャートですね。
多くの投資家の阿鼻叫喚が聞こえます。
直近1年のチャートはこちら
しっかりと下落トレンドです。
テクニカル的にはまだまだ底が見えず下げそうな流れです。
東ソー(4042)の売上高は?
うーん、微妙ですね。横ばいです。
右肩あがりではないです。
東ソー(4042)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2016は落ち込んでいますが、総じてみると右肩上がりといえます。
いい感じです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がりです。
いい形ですね。
長期投資に理想的なBPSの伸びです。
ちなみに売上高比率はこちら
それぞれの事業は東ソーのHPに詳しく書いてあります。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近19.63%です。
素晴らしい!
かなりの高ROEです。日本株ではトップクラスです。
流動比率は1.97倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
東ソー(4042)の今後をまとめると
低PERで各数字の伸びも良かったです。
ROEもかなり高いですし。
わるくはない銘柄です。
現在株価が大きく下げており、気になっていた方はチャンスかもしれません。
個人的にも少し気になっている銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細調べてみて下さい。