気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本電気ガラス(硝子)(5214)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本電気ガラス(硝子)(5214)とはどんな会社?
日本電気硝子は、各種ガラス製品の製造および販売を行っています。
主な製品には、蛍光灯用ガラス館、発光ダイオード用ガラス、セラミックIC(集積回路)、パッケージ、ブラウン菅用ガラス、液晶ディスプレイ(LCD)用ガラスを含んでいます。
読み方は「にっぽんでんきがらす」です。
以下はWikipediaより引用
フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラスの大手であり、特に液晶用ガラス基板では世界の生産量の20%を供給し、米コーニング、旭硝子とともに世界3強である。(この3社の世界生産シェアは9割以上。)
そんな日本電気ガラス(硝子)(5214)、現在の社員数は5,220人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,000円前後です。
取引単位は100株なので、30万円前後で日本電気ガラス(硝子)(5214)の株を所有することが可能です。
うーん高い。
日本株の中では普通ですが、やはりひとつの銘柄に30万円は高いです。
そして、日本電気ガラス(硝子)(5214)のPER(株価収益率)は、14.11倍です。
15倍前後なので適正のラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.35%です。
日本株の中では高配当の部類です。
いいですね。
そして、日本電気ガラス(硝子)(5214)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2007年をピークに大きく下落しています。
このピーク時から一時は4分の1程度にまで落ちてしまっています。
直近1年のチャートはこちら
下げていますね。
2018年2月、10月と2回に分けて大きく下げています。
日本電気ガラス(硝子)(5214)の売上高は?
うーん、右肩下がりです。
良くないですね。
日本電気ガラス(硝子)(5214)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも理想とする右肩上がりではないです。
ただ、直近FY2017が大きく伸びていますね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは比較的いい感じの右肩上がりです。
わるくはないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.21%です。
「ROE、低っっ!」という感じです。
話になりません。低ROEの典型的な日本株ですね。
流動比率は2.53倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
日本以外の海外での売上が大きいです。
グローバル企業ですね。
日本電気ガラス(硝子)(5214)の今後をまとめると
高配当でPERも適正なのは高ポイント。
ただ、その他の数字がイマイチパッとしませんでした。
別に無理して投資する銘柄でもないかなという印象です。
次、行きましょう。