気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は古河機械金属(5715)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
古河機械金属(5715)とはどんな会社?
古河機械金属は、土木建設機械や銅製錬を製造しています。
土木建設機械には、ドリル、クレーン、ブルドーザー、ホイールローダーを含んでいます。
また、電子材料、燃料、電力、化成品、不動産事業も行っています。
読み方は「ふるかわきかいきんぞく」です。
どうでもいいですが、冒頭の「古河気合筋肉」の中吊り広告、面白いですね。
古河電気工業、富士電機、富士通と並び古河グループの中核企業です。
そんな古河機械金属(5715)、現在の社員数は2,690人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,429円前後です。
取引単位は100株なので、14万円前後で古河機械金属(5715)の株を所有することが可能です。
日本株の中では普通の価格ですね。
正直高いけど、これくらいなら投資初心者でも始められるレベルかと思います。
そして、古河機械金属(5715)のPER(株価収益率)は、現在10.99倍です。
10倍前後なのでかなり割安の部類です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.5%です。
結構ありますね。日本株だと高配当の部類です。
そして、古河機械金属(5715)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
方向感がないですね。
上昇トレンドでも下落トレンドでもなく、レンジです。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
まだ反発する兆しが見えません。
古河機械金属(5715)の売上高は?
微妙ですね。
横ばいです。
古河機械金属(5715)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2015だけ突出しており、それ以外はパッとしません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.87%です。
低いですね。まあザ・日本株といったところです。
流動比率は1.12倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
日本がメインですが、アジアやその他の国にも売上があります。
古河機械金属(5715)の今後をまとめると
うーん、パッとしない銘柄でした。
高配当は魅力ですが、「どうしても欲しい!」と思わせるものは感じませんでした。
次、見て行きましょう。