東邦亜鉛(5707)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は東邦亜鉛(5707)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

東邦亜鉛(5707)とはどんな会社?

東邦亜鉛は、亜鉛、鉛、銀などの非鉄金属を製造しています。
また、電子部品なども製造し、リサイクル業も行っています。

鉛は国内トップ、亜鉛、銀もトップクラスのシェアを持っています。

そんな東邦亜鉛(5707)、現在の社員数は1,180人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は3,800円前後です。
取引単位は100株なので、38万円前後で東邦亜鉛(5707)の株を所有することが可能です。

うーん、一つの銘柄に40万円近くはちょっと高いですね。
もっともっと日本株がアメリカ株のように気軽に買えるようになるといいなと思います。

そして、東邦亜鉛(5707)のPER(株価収益率)は、現在3.29倍です。
5倍を割っています!
超低PERです。日本株の中でもかなり割安の部類ですね。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、3.29%です。
結構ありますね。高配当銘柄です。

低PERで高配当銘柄、大好きです。

そして、東邦亜鉛(5707)の株主優待はありません。

過去の長期のチャート

 

2006、2007年を打ち上げ花火のような形となっており、その後はパッとしません。

直近1年のチャートはこちら

 

軟調ですね。
今年に入ってずっと下落トレンド継続中です。

東邦亜鉛(5707)の売上高は?

 

うーん、微妙ですね。
ただ、直近は売上高を更新しているのでそこまでわるくはありません。

東邦亜鉛(5707)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

うーん、こちらも微妙。
でも、実はFY2016の大幅なマイナスをのぞけば右肩上がりです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらもイマイチです。
右肩上がりではありませんね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近18.14%です。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
日本株の中でもかなり優秀な数字です。
ただ、過去を見るとあまり高くなく今回がたまたまラッキーパンチなのか、今後の見極めが必要です。

流動比率は1.84倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

ちなみに海外別売上高はこんな感じです。

 

日本の売上が85%、海外が15%です。

東邦亜鉛(5707)の今後をまとめると

配当は意外とあるし、かなりの低PERだし、高ROEなのは高評価です。
ただ、EPSやBPSの数字の伸びがよくありませんでした。

個人的に、「投資をしたい」と思えるほどではありませんでした。
これでEPSやBPSがキレイな右肩上がりなら話は違ったのですが。。。

日本株には他にもいい銘柄があります。

気を取り直して、次行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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