
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は古河電気工業(5801)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
古河電気工業(5801)とはどんな会社?
古河電気工業は、ワイヤーおよびケーブル、形状記憶合金などの軽金属を生産しています。
同社は光ファイバーコーティング技術で特許を持ち、光ファイバーケーブルを米国において製造しています。
また、アルミニウム缶の生産も行っています。
そんな古河電気工業(5801)、現在の社員数は51,925人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,250円前後です。
取引単位は100株なので、30万円前後で古河電気工業(5801)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に30万円オーバーはちょっと高いですね。
投資初心者の方はなかなか手が出しづらいです。
そして、古河電気工業(5801)のPER(株価収益率)は、現在13.72倍です。
15倍以下なので割安のラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.46%です。
結構ありますね。日本株の中ではギリギリ高配当です。
そして、古河電気工業(5801)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2000年をピークにジェットコースターのように下げています。
おそろしい下げっぷりですね。
直近1年のチャートはこちら
こちらは、2018年1月から下落トレンドです。
10月にはとうとう3,000円を割っています。
古河電気工業(5801)の売上高は?
うーん、横ばいですね。
ただ、直近は売上高を更新しています。売上高1兆円まであと少しです。
古河電気工業(5801)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
おお!いいですね!
キレイな右肩上がりです。
右肩上がりのEPSを久しぶりにみました。いいですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもわるくありません。
キレイではありませんが右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近12.88%です。
合格ラインの10%をしっかり超えてきました。
過去を見るとグングン伸びているので、今後もさらにROEを伸ばせるのかに期待です。
流動比率は1.29倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
日本と海外の売上高比率は大体半分ずつなんですね。
古河電気工業(5801)の今後をまとめると
良かったです。
配当もあるし、PERも低い。
そして、各数字の伸びもよかったです。
個人的にも少し気になっています。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。