気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。
10年、20年と長期投資派の観点で企業を様々な角度から分析していきます。
そして、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はホーム・デポ(HD)の株価を分析。そして今後を予想していきます。
ホーム・デポとは?
ホーム・デポ(The Home Depot,Inc.)はホーム・インプルーブメント関連商品小売業です。
建築資材およびリフォーム用品を手がけています。
多岐にわたる建築資材、ホーム・インプルーブメント用品、芝刈機等のガーデニング関連用品、および各種サービスを提供します。
北米(含むプエルトリコ、バージン諸島、グアム)、カナダ、メキシコ、中国で事業を展開しています。
アメリカ最大の住宅リフォーム小売チェーンであり(2位はライバルのロウズ)、世界第2位の小売チェーンです(1位はあのウォルマートです)。
現在の株価は?
そんなホーム・デポ、現在の株価は152.17ドル前後です。
PERは22.72倍。
決して割安ではないですが、ギリギリ買えるレベルです。
配当利回りは2.34%。
こちらはそこそこといったレベルです。
過去の長期のチャート
ちなみに、最安値は1981年の0.035ドル、最高値は2017年の160.86ドルです。
なんと、4,500倍を超えています!
そして、キレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。
直近3年のチャート
こちらもしっかり右肩上がりです。力強さを感じます。
ホーム・デポの売上高は?
順調な右肩上がりです。
これはキレイ。
次にEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもキレイな右肩上がりです。
素晴らしい。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
あれま!
こちらFY2013から右肩下がりです。
どうしたのでしょうか。残念な結果です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近149.44%です。
149%!!??
これROEの数値なのかというくらいの高ROEです。
流動比率は1.25倍ですので問題ありません。
ホーム・デポ行ったことないのでわかりませんが、コーナンみたいなイメージでしょうか?
ホーム・デポの今後をまとめると
チャート、売上高、EPSはすべて素晴らしい伸びでした。
気になるのはBPS、資本が減少したのにはなにか理由があるのでしょうか。
ただ、売上自体が伸びているので基本的には大きく下げたら買っても良い銘柄です。
現在のPERではまだ手が出ません。
バフェットは徹底的に安値になるチャンスを待ちます。
僕らもしっかり待ちましょう。