お金持ち。
多くの人が望む一方で、それを実現できず一生を終える人が圧倒的です。
それは、なぜか? 今日は「お金持ち」になる方法を考えていきます。
目標実現にはそもそも2つの条件が必要
ある目標を設定すれば、それを現実にするために脳を日夜働かせることになります。
しかし、それには、2つの条件が必要です。
1.測定可能性(数字)
2.期限を決める
これは航海に例えられます。
「どこに、いつまでにたどり着きたいのか?」
明確でなければどこにもたどり着くことはできません。
具体例を示しましょう。
次の2つのうち、どちらがいいと思いますか?
A.将来お金持ちになりたい。
B.46歳までに資産1億円欲しい。
あいまいな目標はあいまいな結果しか生みません。
数字を決める。
では、まずは数字を決めましょう。
そもそも「お金持ち」とはなんなのか?
野村総合研究所によると、純金融資産((預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命・年金保険など)の保有額が5000万円以上の世帯を準富裕層、1億円以上を富裕層と定義づけています。
つまり、富裕層になるためには1億円が必要。具体的な数字が見えてきました。
現時点で僕は850万円しかないので準富裕層でも、富裕層でもありません。
この数字を達成するために「年間100万円貯蓄」や「300万円貯蓄」などの具体的な数字が見えてきます。
さらに、目標とする利回りも見えてきます。
アメリカ株の過去平均リターンが6〜10%の間だとすると、僕の場合年間300万円を年利10%で投資に回します。
すると、1億円を突破するのは46歳です。
複利のマジックは人生を激変させる
ちなみに僕がウォーレン・バフェットほどの才能があり年利20%で投資に回すことができたとします。
そうすると、1億円を突破するのは42歳です。
4年しか差はありません。
焦る必要はないです。
ただ、その後がすごい!
20%で運用し続けると66歳で100億円を超えます。
ちなみに当初の予定通り10%で運用し続けると66歳で87億円。
これも十分すごい額ですが、13億円という差が生まれてきます。
投資をしないでただ貯金したらどうなるか?
いずれにしても投資をしなければただの貯金です。
年間300万円を貯金しても、66歳で1億円止まり。
はじめの数百万の投資レベルだと数十万円の差しか生まれませんが、その後に投資をするかしないかで人生がまるっと変わるほどの違いが生まれます。
とにかく具体的な数字と期限を決めること。
そして投資最大のマジック『複利の効果』を使うためには早いうちにキャッシュを貯めて種銭を持つこと。
この種銭ははじめは小さな雪だるまですが、雪広場で転がしていく内にとてつもない大きさになります。
あなたは「いつ」までに「いくら」ほしいですか?