コインチェック買収でどうなる?マネックスグループの今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はマネックスグループ【8698】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

マネックスグループとはどんな会社?

マネックスグループは、マネックス証券と日興ビーンズの合併により設立された持株会社です。
個人投資家を対象にインターネットおよび電話を通じて証券取引サービスなどを提供する子会社を運営しています。

わたくし今井バフェットもマネックス証券ガッツリ利用させていただいています。

そんなマネックスグループ、現在の社員数は1,098人です。

社長はあの松本大(おおき)氏。
もう説明不要の金融界では知らない人がいないくらいのスーパースターですね。

以下は、現代ビジネスより引用

開成高校から東京大学法学部に進み、卒業後はソロモン・ブラザーズ・アジア証券に入社。’90年に米投資銀行大手のゴールドマン・サックス証券に移籍、’94年には30歳で同社最年少のパートナー(共同経営者)にまで登りつめた。

若くして最高幹部になった松本氏だったが、’98年に上場間際だったゴールドマン・サックスを退職。上場の際に手にするはずだった数十億の報酬を自ら放棄したため「10億円を捨てた男」として松本氏は業界で一躍話題の人となった。

その後’99年にネット証券会社の草分けとなるマネックス証券を起業し、着実に業績を伸ばしてきた。

松本氏は同社の株式を9%保有しており、その時価総額はおよそ85億円。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40595?page=3

 

妻はWBSでもお馴染みのテレビ東京アナウンサーの大江麻理子さんです。

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現在の株価は?

現在の株価は315円前後です。
取引単位は100株なので、31,500円程度でマネックスグループの株を所有することが可能です。

安いですね。
5万円以下で気軽に買える銘柄です。

マネックスグループのPER(株価収益率)は、現在71.23倍。
かなりの高PERですね。
超割高です。

配当利回りは、1.71%です。
日本株の中では普通です。
高配当でもないですが、そこそこはあるといったところです。

マネックスグループの長期チャート

 

 

 

2004年から2006年の高値圏から比較するとずいぶん株価が下落しています。
ちなみに上場来最高値は2006年の1,690円です。
一方の上場来最安値は2011年の112円です。

直近1年の短期チャート

 

 

 

こちらは下落トレンドです。
去年の後半から比較すると40%以上株価が下落してしまっています。

マネックスグループの売上高は?

 

右肩上がりではないですね。
むしろ軟調です。

マネックスグループのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

 

こちらも方向感なく、微妙ですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

 

こちらは横ばい。
理想とするBPSの推移はキレイな右肩上がりなので、それとは程遠いですね。

ROE(株主資本利益率)の推移

 

直近のROE(株主資本利益率)は1.49%です。
かなり厳しい数字ですね。
過去数年を見てもFY2014しか合格ラインの10%を超えていません。

マネックスグループの今後をまとめると

一言でいうと「微妙」です。
数字からは魅力的な部分を見いだせませんでした。

ただ、仮想通貨事業に本格的に参入し、大化けする可能性も0ではありません。

気になる方は今後のニュースなどもしっかりチェックしてみるといいでしょう。

個人的には長期投資の対象としては考えられませんでした。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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