応援したくなる会社!レンゴー【3941】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はレンゴー【3941】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

レンゴーとはどんな会社?

レンゴーは、段ボール、段ボール箱、紙器などの紙加工品を製造しています。
段ボール原紙や白板紙など板紙の製造も行っています。
また、同社はセロファン、プラスチックフィルムや医薬員、化学薬品も製造しています。

板紙や段ボールの業界では最大手です。

代表取締役社長は大坪清氏です。

こんな逸話があります。

2011年(平成23年)の東日本大震災を受け、社長の大坪は「百万一心」をキーワードにグループ一丸となっての復旧復興を唱えるとともに、壊滅的被害を受けた仙台工場を、雇用を守ると同時に、地元復興の先導役も任じ、いち早く、同じ宮城県内での新工場再建を決定し、1年という短期間で完成させた。

この間、何があっても絶対に雇用は守ると宣言し、人心の安定を図るとともに、地元経済復興へ向けても大きなメッセージを発信した。

大坪さん、アツい男ですね。

純粋にかっこいいと思うし、尊敬します。

大坪さんは多くの名言も残しています。(リーダーたちの名言集より引用

仕事は厳しく、人生は愉快に。

いいですね!かっこいい!
こんな名言もあります。

「現場にこそ真理がある」。これは製造業の経営を担う私の信念である。

そんな代表が率いる会社が悪い会社なわけありません(と思いたい)

そういう心意気に投資できるというのも日本株投資の醍醐味かもしれません。

そんなレンゴー、現在の社員数は16,038人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,027円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後でレンゴーの株を所有することが可能です。

10万円で購入できる日本株です。
少しがんばればお小遣いでも買えますね。

レンゴーのPER(株価収益率)は、現在15.3倍です。
こちらは15倍前後なので適正です。
割高でも割安ともいえません。

配当利回りは、1.17%です。
普通です。高配当とまではいえません。

レンゴーの株主優待はありません。

レンゴーの長期チャート

右肩上がりではないのですが、しっかり上昇をしています。

ただ、上場来最高値は1989年の1133円です。
バブル期の高値をまだ超えられない典型的な日本株です。
(とはいえ、最高値近辺まで上昇しており、いつ超えてもおかしくない状態ですが)

直近1年間の短期チャート

キレイな右肩上がりです。
わかりやすい上昇トレンドですね。

レンゴーの売上高は?

いいですね。しっかりと右肩上がりです。
売上は6,000億円を超えています。

レンゴーのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

FY2014に落ち込みましたが、その後はしっかり上昇しています。
悪くはありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

堅調です。
じっくりとしかし確実に伸ばしています。
いい感じですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは6.79%です。
合格ラインの10%には届いていません。
うーん、残念です!今後に期待です。

最後に流動比率は0.93倍。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。

レンゴーの今後をまとめると

わるくはありません。
それだけにROEの低さが残念です。

なんか個人的に「応援したくなる会社」です。
こういった会社が日本経済を支えているんでしょうね!

投資をするかといったら「すぐにしたい」とまでは思えませんが、今後もぜひがんばってほしいです。

「投資して応援したい!」という方もいると思います。
そんな方はぜひ四季報などで直近のデータも確認してみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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