日本マクドナルド(2702)の今後の株価を分析・予想してみた
- 2020/3/10
- 資産運用
気になる日本株を分析し、今後長期投資として適切か分析していくこのコーナー。
今回は、日本マクドナルドホールディングス(2702)です。
日本マクドナルドとは?
日本マクドナルド(2702)とは、日本においてハンバーガーチェーンのマクドナルドを運営する会社です。
もはや説明不要のマクドナルド、誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
現在の社員数は2,145人です。
社長はカナダ出身のサラ・カサノバ氏です。
日本マクドナルドの株価は?
現在の日本マクドナルドの株価は4,810円です。
100株単位なので、約48万円前後で購入することができます。
うーん、約50万円近くとマクドナルドの株を買えないのは少し厳しいですね。
高いです。
そして、PERは37.88倍です。
うーん、30倍を超えているので結構な割高ですね。
優待狙いで買う人も多く、人気の銘柄ですもんね。
ちなみに、マクドナルドの株主優待は、保有数に応じてお食事券がもらえます。
100株の場合、1冊(バーガー類、サイドメニュー、飲み物の3種類の無料引換券のシート6枚)を年に2回もらえます。
300株だと3冊、500株だと5冊を年2回です。
ちなみにこの優待券、ヤフオクでも買うことができます。
大体1冊3,300円くらいでした。50万円近くはらって6,600円分の優待なので大体1.3%分の実質利回りです。
マックが好きな人にはいいかもしれませんね。
過去の長期チャート
長い停滞を経て、直近でかなりしっかり上昇しています。
最安値は2008年の1,444円です。こういったところでしっかり買えていれば大きく利益を得ることが出来ています。
マクドナルドの直近1年間のチャート
直近下げています。
コロナショックの影響ですね。ただ、他の銘柄では30%や40%も下げている銘柄も多い中、あまり下げていませんね。
最小限にとどまっています。
マクドナルドの売上高の推移は?
いいですね。
FY2015からしっかりと右肩上がりです。
次にEPS(1株当たり純利益)の推移
こちらは芳しくありません。
FY2014、2015はマイナスで、その後は+に転じましたが、右肩上がりとはほど遠い推移です。
BPS(1株あたりの純資産)の推移
V字を描いています。
理想とするBPSは右肩上がりなのであまり良くはないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移
直近のROEは15%です。
いいですね!合格ラインの10%をしっかり超えています。
優秀な経営をしていますね。
一時はマイナスだったROE、カサノバ氏が厳しい状況からうまく巻き返したんですね。
流動比率は1.37倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
マクドナルドの今後を見てみると
EPSとBPSはあまりよくありませんでしたが、ROEも高く全体としてみれば思ったほどはわるくありませんでした。
外食チェーンでマクドナルドの知名度は抜群です。
株主優待もあるため、なかなか値が下がらないため、日本株全体が大きく下げたところで100株だけ買って長期保有するのもありかもしれません。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。