テンバガー有力候補!バイク王&カンパニー(3377)の株価分析してみた!

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずバイク王&カンパニーについて説明していきます。

1 バイク王&カンパニーについて

(1)中古2輪車の買い取り最大手

バイク王&カンパニーは、中古2輪車の買い取り最大手です。
専門店「バイク王」を展開しています。

買い取りは無料出張が基本で、24時間365日の受付体制を持ちます。
ITを駆使した社内データベースで査定基準を標準化し、相場の動きに応じて逐一、データを更新しています。

(2)小売りを強化

買い取り車は換金性の高いオークションへ出品していたが、近年は小売り店舗を買い取り店に併設し、小売りを強化する方針に変更しました。
車両もより高単価車の買い取りに注力しています。
21年4月時点で複合店58店舗、買い取り店5店舗を展開。
小売りの拡大に伴い、整備体制の拡充などを進めています。

(3)時価総額104億円

そして、時価総額は104億円です。


時価総額ランクだと、Fランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 681円

株価は681円です。
100株単位で売買できるので、68,100円から投資をすることが可能です。
いいですね。10万円以下で購入できる銘柄です。これなら初心者でも気軽に購入することができます。

・PER(株価収益率)12.56倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは12.56倍です。
いいですね。
どちらかといえば割安の水準です。

・配当利回り 1.61%

そして、配当利回り。
こちらは1.61%です。
少しだけ配当があります。

・流動比率 2.00倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は2.00倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2005年の6月です。

上場後大きく上昇して、一気に弾けました。
その後は安値圏を停滞する長い冬の時代が到来しました。
2020年に入り、再び火がついています。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

いいですね!
堅調です。しっかりと伸びています。
時価総額も小さいので値動きが大きいですね。あっという間に2倍や3倍になります。
現在は高値をつけたあと大きく下げており、買いたい人には良いチャンスかもしれません(もちろんもう一段下がる危険性も十分ありますが)

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、バイク王&カンパニーの決算月は11月となっています。

売上高、わるくはありません。
堅調ですね。
売上高は200億円をしっかりと超えてきています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

見方が難しいですね。
キレイな右肩上がりではありません。マイナスの年度もあります。
ただ、2018年度からはかなりしっかりと伸びており今後に期待も持てます。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりというわけではありません。
ただ、2016年度からは比較的堅調です。
わるくはありません。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、1.66%です。
つまり、年間1.66%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

こちらも安定はしていませんね。
ただ、直近は合格ラインをしっかり超えており、今後この水準が続けば投資を十分検討できる優良銘柄となります。

ちなみに自己資本比率は59.8%です。

8. まとめ

・割安

では、バイク王&カンパニーを総合的にまとめましょう!

長期でみた数字はそこまで良くはないものの、ここ数年の勢いはかなり感じられました。
そして、まだ割安で放置されています。

・意外と化けるかも

さらに、時価総額は100億円レベルで今後10倍になるポテンシャルは十分にあります。
10倍まではいかなくても短期間で2倍、3倍は容易に達成できてしまいます。
ただ、反対に大きく下落するリスクもあります。

総合的には、最近バイク市場の盛り上がりも気になるところではあり、
個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が2,140万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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