ビールのメニューも豊富!お酒が飲めるケンタッキー高田馬場店に行ってみた
- 2016/5/24
- ライフスタイル
子どもの頃、親がケンタッキーのチキンを買ってきた。
夕食の時間に電子レンジで温め喜々としてかぶりつくと、表現が難しいけど、肉がムチャッとして、皮がフニャッとして、おいしいと思えるものではなかった。
中学生になり、友達にケンタッキーに誘われることもあったが拒否していた。
あれをおいしいと思っているなんて、こいつの舌は天地が逆さになっているのではないかと友達を疑うこともあった。
それから10年以上経ち、2年ほど前だろうか。
友達にケンタッキーに誘われた。
最後に食べたのはいつだったろう、それだけ時間が経ったのだから、おいしくなっているかもしれない。
ふと思い、友達と入店した。
チキンとポテトとドリンクを注文して着座。
おそるおそるかぶりついてみた。
…ウマい!
あのとき食べたそれとは全くの別物。
いや、味は変っていないのだろう、これは揚げたてとテイクアウトの違いだ!
噛むと肉と皮の間の油のジュッという音がして、サクサクとした衣の味が口中に広がる。
ケンタッキーって、お店で食べるとこんなにおいしいものだったのか!
綾瀬はるかが、「食べたくなるなる!」と言っていたのも頷ける。
ケンタッキーで欲しかったビール
さて、それを知ってしまうと、どうしてもあれが欲しくなる。
せーので言おう、ビール!
チキンに合わないはずがない。
とはいえ、お店にビールは売っていない。
かといってチキンをテイクアウトしては何の意味もない。
それからしばらくしたある日、喫茶店に置いてある雑誌を手に取り、なんとなーく流し読みしていたときである。
「17時からバルになるケンタッキーがついにオープン!」
その文字はまるで、草原に咲くたった一輪のエーデルワイスのように、私には目立って見えた。
高田馬場に行くしかねぇえええええ!
その雑誌を読んだ翌日に友達を引き連れた。
2階も何やら鶏の店。
そっちも気になるけど今日はケンタッキー!
見ないフリしてそそくさと入店。
店員さんが近づいてきて私たちを席に案内すると、メニューを持ってくるついでにバルの利用方法を簡単に説明してくれた。
注文はカウンターで行い、その場でお金を払うと番号札を渡され、でき次第店員さんが運んできてくれる。
他の店舗にはないメニューがたくさん!
ビールはなんと17種類も!
これはカーネルハイボール。
完全にビールのつもりだったのに、サントリーと共同開発し、ここでしか飲めないという文言に釣られてしまった。
普通のハイボールに大さじ一杯の何かの液と、何かの粉を振っていた。
飲んだ感じ、粉にはシナモン?が入っている気がする。
注文したものが次々に運ばれてくる。
当然ビールも追加した。
全てが酒のために作られたのかと思うほど、抜群に合う!
特にレッドホットチキンがおいしくて、2ピースのものを2セット注文してしまった。
会計は2人で2杯ずつ飲んで5000円くらい。
腹は、気持ち食べ足りなかったなーという程度。
「食べたくなったなった!」ときに気軽に行ける価格ではある。
中学生の頃の自分に手紙を書くことができるなら、「友達にケンタッキーに誘われたら断らずに行きなさい」と書くだろう。
オシャレなメニューがたくさんあるし、高田馬場の他に大手町にもできるらしいので、ぜひお試しあれ。