
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は住友金属鉱山(5713)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
住友金属鉱山(5713)とはどんな会社?
住友金属鉱山は、国内および海外で非鉄金属資源の開発・採掘を行っています。
主製品には銅、金、ニッケルなどを含みます。
また、貴金属の製錬、販売も行っています。
さらに同社は電子・機能性材料の製造・販売も行っています。
以下はWikipediaより引用
日本で最も歴史ある企業の一つで、住友財閥の源流企業。
住友家の業祖、蘇我理右衛門が南蛮吹きといわれる銅精練の技術を開発し、天正18年(1590年)京都に銅吹所を設けたのが始まりで、住友家は秋田の阿仁銅山、備中の吉岡銅山などの経営に乗り出し、日本一の銅鉱業者へ発展した。
元禄4年(1691年)には別子銅山の開発に着手し、これが世界最大級の産銅量を誇る鉱山に成長して住友財閥(現在の住友グループ)の礎を築いた。現在は世界各地で鉱山開発、製錬を行っている他、電子・機能性材料の生産なども行っている大手の総合非鉄金属メーカーである。
資源の保有量は日系企業の中でもトップクラスであり、埋蔵量が高いと言われている菱刈鉱山・ポゴ金鉱山(アメリカアラスカ州)を保有し、国内で唯一電気ニッケルを提供している企業としても知られている。
銅地金の生産シェアはパンパシフィック・カッパーに次いで国内2位。
名実ともに日本を代表する大企業です。
そんな歴史ある大企業でさえ、お金を出せば誰でも買えて(=自分のものになる)、その企業の利益を享受できてしまいます。
そういった点が株式投資の最大の魅力ですね。
たまに「株式投資をやっていないやつはバカだ!もったいない!」という人がいます。
僕はそこまで言うこともないのですが、それだけ力説したくなる魅力は株式投資にはやはりあります。
一度もやったことがない人は、今の資本主義世界では「弱者(=損をする)」側に回るかもしれません。
ソフトバンクの孫正義も、マーク・ザッカーバーグもウォーレン・バフェットもみんな株をやっています。
このブログを見て少しずつ株興味をもって、そんな「強者」側に回ってくれればこんなにうれしいことはありません。
僕もがんばります!一緒にがんばりましょう!
話だいぶそれましたが、そんな住友金属鉱山(5713)、現在の社員数は6,865人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,298円前後です。
取引単位は100株単位なので、33万円前後で住友金属鉱山(5713)の株を所有することが可能です。
うーん、高い。
日本株の中では30万円前後の銘柄はザラにありますが、一般の感覚だと30万円は高いです。
たとえば、30万円の家族旅行とか高級時計とか買うの「うっ」となりますよね。
そして、住友金属鉱山(5713)のPER(株価収益率)は、現在13.57倍です。
15倍を割っているので比較的割安の部類です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.21%です。
いいですね。そこそこあります。
そして、住友金属鉱山(5713)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
2007年をピークに下げてからはレンジの動き。
しかし直近再び盛り上がり一時は5,000円にタッチしましたが、その後は大きく落ち込んでいます。
直近1年のチャートはこちら
こちらはレンジです。
20%以上株価が大きく上下することが多く、けっこう動きが激しい銘柄です。
住友金属鉱山(5713)の売上高は?
うーん、微妙ですね。
方向感はありません。
住友金属鉱山(5713)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、マイナスの年度もあります。
こちらもあまりよくないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもパッとしません。
長期投資の理想とする右肩上がりではありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.38%です。
合格ラインの10%を超えていません。
よくないですね。
住友金属鉱山(5713)の今後をまとめると
うーん、各数字が芳しくなく、そんなに引かれるものがありませんでした。
個人的にも投資をしたいとは思えませんでした。
日本株にはキラリと光る銘柄が探せばあります。
そんな銘柄を探しに、次見ていきましょう。