気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は串カツ田中【3547】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
串カツ田中とはどんな会社?
串カツ田中は、関東圏を中心に直営とフランチャイズで外食チェーン店を展開する会社です。
その名のとおり「串カツ田中」で有名です。
以下はWikipediaより引用
店舗運営上の戦略として串カツ田中では、串かつを大阪の「伝統的なB級グルメ」と呼び、料理の職人抜きでも運営できる店舗を志向し、また価格帯も低く設定することで、高級路線ではなくファミリー層の開拓も実行している。
さらに路面店の場合は、路面1階に店舗を構えるようにすることで、店外にも店内の雰囲気を伝えられるようにする店舗設計を採っている。
たしかに、あの粗末な店内が逆にいい味を出しています。
一方で、現在の出店先は7割以上が住宅街の一角である点が課題の一つで、上場後は繁華街にも出店数の増加により課題を克服することを目論んでいると社長の貫はマスコミに語っている。
また、財務上の戦略として、顧客が気軽に立ち寄れるよう客単価を2400円程度とするように価格設定し、同時に店舗でクレジットカードが原則使えない体制を採ることで、外食産業に取り組んでいる企業にしては収益力が高い状況にしつつ、同時に常に現金が回る財務体質をとっている。
たしかに、クレジットカード使えないですね。
僕が好きなお店って結構クレジットカード使えないこと多いのですが、お店にとっては現金を常に手元に置いておけるのでメリットとなりますね。
そんな串カツ田中、社員数は360名です。
現在の株価は?
現在の株価は1,298円前後です。
取引単位は100株なので、13万円前後で串カツ田中の株を所有することが可能です。
日本株の中では普通ですね。
これなら比較的初心者でも買いやすいです。
串カツ田中のPER(株価収益率)は、現在22.73倍前後です。
20倍を超えているので少し割高ですね。
配当利回りは、1.15%です。
日本株の中では普通です。
串カツ田中の株主優待は100株以上2,000円相当の優待券がもらえます。
13万円で2,000円なのでそこまでおいしくはないですね。
串カツ田中の長期チャート
2016年9月に東証マザーズに上場しているの(今は東証一部に市場変更)でデータは少ないです。
2017年11月にドカンとピークをむかえ、その後大きく下げ、さらに緩やかに下げていっています。
直近1年間の短期チャート
2019年11月には2,600円を超えることもあったのですが、コロナショックで急落。
一時は1,000円割れとなりました。
その後は少し反発していますが、元の水準はまだまだ遠いです。
串カツ田中の売上高は?
いいですね。
キレイな右肩上がりです。
売上は直近100億円を超えました。
すごいことです。
串カツ田中のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
直近がもたついていますが、流れとしてはわるくはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらは堅調です。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは16.61%です。
高ROEです。いいですね、
過去を見てもしっかり合格ラインを超えています。
素晴らしい!
最後に流動比率は1.3倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
串カツ田中の今後をまとめると
数字が良かったです。
いい会社だということがわかりました。
ただ、時価総額が120億円と低く(いわゆるFランク)、コロナの影響どこまで耐えられるのかが不安です。
個人的には今すぐ欲しいとは思えませんでした。
次、行きましょう。
串カツ田中に興味ある人はこちらも
串カツ田中に興味がある方はSFPダイニング【3198】もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
過去に株価分析しています(最新の情報などは四季報などでカバーして下さい。)
居酒屋磯丸水産で有名な会社で、株主優待が魅力です。
(個人的にも好きなお店です)
磯丸水産で有名!SFPダイニング【3198】の株価を分析してみた
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。