気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)とはどんな会社?
三井住友トラスト・ホールディングスは、中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行の経営統合により発足した持株会社です。
傘下銀行(三井住友信託銀行)およびグループの経営管理ならびに付帯事業を行っています。
同グループは信託銀行業務を中心に証券、資産運用・管理、その他金融関連業業務を行っています。
以下はWikipediaより引用
同じ名前を持つ三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行とは、同じ三井グループ・住友グループに所属しているものの、直接的な資本関係はなく、互いに独立した存在となっている。
あまり僕らには馴染みがない会社かもしれません。
そんな三井住友トラスト・ホールディングス(8309)、現在の社員数は22,182人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,741円前後です(2017年6月)。
取引単位は100株なので、37万円前後で三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に30万円オーバーはちょっと高いですね。
初心者が気軽に買いづらいです。
そして、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)のPER(株価収益率)は、現在11.8倍です。
こちらは10倍前後なので低PERです。
どちらかというと比較的割安の部類です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3,48%です。
いいですね。日本株の中で高配当です。
そして、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の株主優待はありません。
過去20年の長期のチャート
2006年に派手に打ち上げて以降はパッとしません。
上場来最高値はこの時の17,330円(Bloomberg調べ)です。
直近3年のチャートはこちら
軟調ですね。徐々に上値を切り下げてきています。
テクニカル的には去年ヒゲで何度かつけている3,000円割れを狙いたいですね。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の売上高は?
うーん、なんとも言えません。
直近下げてるけどまあ右肩上がりといえそうです。
微妙ですが。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも直近の凹みが気になります。
微妙です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは、まあ、右肩上がりです。
直近横ばいですが。
まあ合格です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.02%です。
低いですね。合格ラインの10%は超えられていません。
典型的なROEが低いといわれる日本の大企業ですね。
ちなみに売上高比率は以下です。
日本が8割超え、のこりが海外です。
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の今後をまとめると
高配当と低PERはものすごく魅力的です。
それだけに他の数字が少し惜しいです。
あと一息ですね。
わるくはないですが今すぐに投資をしたいという銘柄でもありません。
と、ここまで書いて気づいたんですが、この銘柄以前すでに分析していました。すみません(汗)
高配当で割安株発見!三井住友トラスト・ホールディングス【8309】の今後の株価の見通し
といっても1年近く前ですが。結構同じようなこと言っていますね。
気になる方は四季報などチェックしてみて下さい。