就職活動は半分以上「運」?私が東芝に落ちた理由

おはようございます。
堀場英雄です。
今日は少し就職活動について書いてみたいと思います。

最近流れてきたフィードを色々見ていて感じたことを踏まえて、思うところを書いてみます。

就活で親のアドバイスは聞くべきか?

基本的に就職先をどこにするか?例えば、ベンチャーがいいのか、大企業がいいのか?メーカーがいいのか?金融がいいのか?こういうことを親に聞くのは無駄です。
というか、ほぼ参考になりません。

というのも、生まれた時代、育った環境が違うからです。

もう大人なので、自分の選択に責任を持ちましょう。
親も頼まれてもいないのに業界について調べたりするのはやめましょう。
心配とは思いますが、いつまでも見てあげられません。

世代の違う人の話は当てにならない

違う世代の人の話は当てにならないということは、インターネットやコンピュータの処理能力について昔ビルゲイツがなんて言っていたかを調べてみるとよく分かると思います。

自分の親の予測なんていわずもがなです。知識の劣化が早い時代であることも一因と思いますが。

親の話を良く聞くべきこと

ただ、このITの時代でも、年長者の言うことは絶対聞いておいたほうがいいことがあります。
それは人付き合いとか感情とか人間の心の機微に関することです。
これはもう絶対的に経験がモノをいい、はるか昔からかわることがないものです。

ギリシャかいつの時代か忘れましたが、そんな昔にも「最近の若いやつは。。。」という言葉が残っているとかどうとか。

どの友達にお金を貸すか?もし貸すならどういう心持で貸すべきか?こういう話はよ~~く親や年長者の言うことを聞いたほうがいい。

今の時代もやっぱり長く生きたモン勝ちな部分もあります

初めの10年は勝負

キャリアの初期は将来に及ぼす影響がかなり大きいです。
初めの10年、もしくは30歳までの経験ってのはとても大事になってきます。
このうちすくなくとも3年は1つのことに没頭して、それなりに成長して、形にできるかどうかは大きな影響があると思います。

好きとか嫌いとかそういうことではないと思うので気をつけたほうがいいと思います。

自分を騙してでも1つのことに三年は集中して頑張ってみましょう。

就職は運

結局運です。適度に諦めることが肝心です。

身も蓋もないですが、就職なんて半分以上運です。
真面目に考えるだけばからしいかもしれません。

関西では、家電メーカーが結構人気があるそうです。
同じ大学で愛知の自動車会社なんてぜんぜん人気がないとか。
で、いきたい家電のメーカーに推薦もらえず、しぶしぶ愛知の自動車会社に入った人が、同期がかわいそうで。。。なんていってる話も聞いたりします。

重電で選んでも、日立、東芝、三菱、どこがおかしくなるかなんて新卒に分かるわけがありません。
東芝がWH(ウェスティングハウス)を買ったときにそんなことは予測できない。

私が東芝を落とされた理由は、原子力やりたいよね?いや、メディカルやらせてください。でも原子力専攻だよね?いや、副専攻で医療工学とってます。研究もCTスキャンです。原子力はもういいです。医療でお願いします。で、落とされました。

たまたまです、ほんと。

ただ、ココでポイントになるのは、運だからと努力するのをやめるかどうか。
これも本人の選択。
1つだけ間違いないのは、どうせ運だろ?というスタンスは成功することはないです。

畜生!こんなにがんばったのになんでこんな目に遭うんだ?そう思いながら、いや、でもいつか成功するはずだと妄信してがんばる。また失敗する。
そのうち運よく成功するかもしれないと思える程度に適度にがんばっていると、一生成功することがなくても、成功を夢見たまま死ねればそれって幸せなことだと最近思ってたりします。

私自身は大変運が良く、新卒で当時世界で最も賞賛される企業に選ばれていたGEのリーダーシッププログララムであるFMP、その後は、世界のトップ経営コンサルファームであるBCG。今は、某日系メーカー(ここも世界的な企業)で働きながら、副業で小さなオンライン英会話学校(バリューイングリッシュ)を運営してます。

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少しでも学生さんの参考になればなと思い、今日は就職活動について書いてみました。

みなさんの社会人としての第一歩の成功を祈念しております。

堀場 英雄

堀場 英雄サラリーマン×週末起業(著者・学長)×投資家

投稿者プロフィール

キャリア形成(転職・週末起業)、グローバル人材(英語力、外国人と働く)、最近のニュースで考えたことなどをShare Blogを通じて情報発信していけたらと考えています。

1978年生まれ。名古屋大学卒業、米国の大学院卒業(原子核工学修士)。20代はGE、BCGといった一流外資企業でプロとしての成功を一途に目指す。

しかし!心技体すべてで圧倒的なレベルを求められる超プロの世界にはついていけず、挫折…

30代になり大手メーカーに勤務しながらも、今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。

多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する力には定評がある(理系ながらTOEIC 980点)。

著書には、
「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方

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